「この問題、分からない!」
と子供が言ってきたら
「え?だって授業でやったんでしょ?しっかり聞いてなかったんじゃないの?分からないなら先生に聞きなさいよ」
そう答える親は多い。
分からなければ聞く。
これは正解だ。
僕自身、この「なぜ君は60点なのか」という動画でそう話している。
しかし、ただ「分からなければ聞け」とは言ってない。
そこがポイントなんだ。
いいかな?
分からない→聞く
このルートは正解なんだ。
でもね、まず我が子の勉強に対する能力や意欲をよく把握してほしいんだ。
明らかに「上位」だろう子に対しては「じゃあ、先生に聞いたら?」は正解。
しかし、「中位」「下位」の場合はダメだ。
まずこの層にいる子達の大半は、その問題を考えてから「分からない」とは言ってない。
見た瞬間に「分からない」と言っているんだ。
例えば国語の文章題
これをパッと見た瞬間、「分かんねー」と言う。
何という速読力と高速思考力…笑
読んでない
考えてない
その時点で「分からないなら先生に聞きなさい」ってアドバイスは、無意味どころか逆効果だよね?
まず読め
まず考えろ
だよね?
そこをしっかりと見極めてほしいんだ。