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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

「なんだと思う?」という発問

 

僕は自身の子育ての中で

 

「一番子供に発してきた言葉は何?」

 

と聞かれたら、題名に書いたものを回答にするだろう。

 

子供の目に映る世界は「未知」に溢れている。

 

目にするもの

 

手にするもの

 

ほぼ全て「未知」な状態から始まる。

 

最初こそ、親が「わんわんだねー!」と犬を指差しながら言うと、

 

子供はそれを真似て「わんわん!」と言う。

 

犬という生き物に「わんわん」という名前が付与される瞬間だ。

 

子供が3歳にもなると、日常的な会話ができるようになる。

 

しかしそれでも、子供の目にはまだまだ多くの未知なるものが飛び込んでくるわけで、

 

それを「あれ何?」と聞いてくることも多い。

 

 

その時から僕はかなり頻繁に「んー、なんだとおもう?」と聞き返してきたように思う。

 

子供にとって、そのものの名前は大した意味はない。

 

それが何なのか

 

どういう時に、どうやって使う物なのか

 

それこそ大事なんじゃないか。

 

だから、一旦子供の脳内を通過させたいんだよね。

 

想像してほしいんだ

 

推測してほしいんだ

 

 

今でも覚えているが、

 

僕自身が小さい頃、電池を入れ替えたいのに蓋が開かなかったりする時に

 

父親に「開かない!」と手渡すたびに

 

「まず、どういう仕組みになっているかよく見ることからやってごらん」

 

と、つき返されたことがあった。

 

理系のくせに中央法科に進んだ父だけに、

 

何かしら子育ての拘りがあったのだろうか。

 

その成果かどうかは分からないが、

 

僕は物にせよ人にせよ、やたらとじっくり見る能力だけは伸びたように思う。

 

それが今、生徒のことをじっくり見るということに繋がっているとすれば

 

それは父に感謝したいと思う。

 

 

 

 

 

まず、子供に考えさせること

 

まず、子供に想像させること

 

 

スマホひとつで答えが出てしまう時代だが、

 

だからこそそういう力が大事になってくるのではないか。