僕の考える良い先生って
目の前の壁を自分の力でよじ登る力を身につけさせてくれる先生だと思う。
それができるのなら、家庭で親がやっても良いし。
まず、多くの子どもにとって日々の生活ってこんな感じ。
勉強だけじゃないよ
会話も
生活ルーティーンも
人間関係も
なだらかな成長曲線じゃないよね。
ところどころ高い段差もある。
そこを登れなければ、子供は「嫌だ」「嫌い」「できない」って状況になる。
そこに、「こうするんだよ」って言って見せてくれる存在が現れる。
こうやって。
すると、子供から見える世界が少しだけ変わるはずなんだ。
「あれ?あんなに高くて無理そうだったところが少し近くなった!」
って。
でも、まだ登れない。
そしたらまた横から「これ置いてごらん」って何かを渡される。
子供は自分で好きなように置き始める。
置けば置くほど登りやすくなることに気づく。
気がつくと夢中で置くようになる。
どんどん登れちゃうからね。
そして気がつけば横には誰もいない。
でも大丈夫
登りやすくする方法を知ってしまった子は、もう誰の力も必要としないんだ。
良い先生はここにいる。
松江塾も23年目に突入だ。