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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

普通の塾で「高校でも活きる自学力」が育たないただ一つの理由

 

 

 

自学力とは「自分で学ぶ力」である。

 

この自学力について、多くの先生は勘違いをしていると思うんだ。

 

そもそもの前提として、勉強は「やらなくてはならないもの」と考え、

 

自分を律して目標に向かって自分で頑張る力

 

これを「自学力」だと思っていないだろうか。

 

そういう力がない我が子を見て「うちの子は自学力がない」と嘆いてはいないだろうか。

 

 

でもさ

 

普通に考えて、そんなの無理じゃない?

 

 

いや、

 

 

ごく一部のストイックな子を除き、無理だよね?

 

 

無理なんだよ。

 

 

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この写真は、今の松江塾B館の様子だ。

 

小学生たちが5時から自学を始めて、今6時40分だ。

 

もう半年以上こうやって夕方の2時間、自学をしている。

 

 

自学することに慣れてるから自学をするのではなく

 

 

そこには松江塾ならではの「理由」があるんだ。

 

 

松江塾の子達が自学できる最大の理由は

 

 

子供たちから「わかった!」を奪わないこと。

 

 

 

これ、分かる?

 

 

 

塾の先生って、とにかく「教える」ことが正義だと思ってるんだ。

 

 

「分からないことは質問してね」

 

という声かけ。

 

 

これがどれだけ自学力を奪っているか。

 

 

現場にいる先生たちはきっと気づいていないんだ。

 

 

「分からない問題」

 

に対峙した時の子供達の本当の状況を。

 

 

 

ちなみにこの話は、小中学生対象ね。

 

高校生だと少し話は変わってくるから。

 

 

 

さて

 

 

小中学生

 

 

目の前の「分からない問題」は何なのか。

 

 

なぜ分からないのか。

 

 

ここで普通の塾の先生は

 

「分かるためのヒント」を出すことに意識を向ける。

 

 

「自分で考えること」が大事だと思うから。

 

 

確かに、その思考は正解。

 

 

でもね

 

 

もっともっと生徒たちを観察すると

 

 

実は別のものが見えるはずなんだ。

 

 

それはね

 

 

「分かるための基礎知識自体に緩みがある」

 

 

ってことなんだ。

 

 

ヒントを出して、何となく答えまでの経路が分かった時に

 

 

「分かった!」

 

 

と思うのは、指導者がその子のレベルを考えてヒントの内容を変えるから。

 

その匙加減が先生としての正しいスキルだと思ってるんだよね。

 

 

でもね

 

 

そのヒント、本番でもその子は自分で思いつける?

 

 

 

無理なのよ。

 

 

 

僕はそういう時、こう言う。

 

 

「ほう、この問題を解くために必要な基礎知識は3つ。それを一つずつ教えるよー」

 

と。

 

決してその問題には触れない。

 

 

あくまでも土台のみ。

 

 

 

結局ね、「分からない」って思うのは

 

 

基礎知識が抜け落ちてるから分からないんだ。

 

 

だからその基礎知識さえ太く強くなれば

 

生徒たちは必ず自力で答えを見つける「道」を見つけるんだよ。

 

 

その、自分で道を見つけた時の快感

 

 

 

これがどれだけ気持ちの良いことか。

 

 

 

これが松江っ子たちが自学できるようになる唯一の道だ。

 

 

基礎基本だけを徹底的に太く強くする。

 

 

それだけ。

 

 

答えまでの道を見つける快感を奪わない。

 

 

 

ヒントなんて要らない。

 

 

それは山道の途中まで生徒をおんぶして連れて行ってしまうことである。

 

 

山の前に立ち、生い茂った木の隙間に山道の入り口を自ら見つけた子は

 

それこそ「わくわく」してその茂みに突入するはずなんだ。

 

 

ほら、あれよ

 

となりのトトロでメイちゃんがトトロの寝ている洞窟?の入り口を見つけた時の

 

 

あの表情

 

 

 

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これを勉強で体験させること

 

 

これが「高校でも活きる自学力」を見つけ、育む唯一の方法なんだ。