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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

「じゃあ、辞める?」と聞いた時の子供の真意と、親としてあるべき判断と行動とは

 

やりたいと言って始めた習い事

 

それなのに練習が休みになると喜ぶ

 

練習しないといけないのにしない

 

行くのを面倒くさがる

 

「自分でやりたいって言ったのに、じゃもう辞める?」

 

と言う親。

 

子供は言う。

 

「いやだ。辞めない。」

 

と。

 

この時の子供の真意は、ほぼ確実に

 

 

 

「辞めたい」

 

 

のである。

 

 

 

しかし、言えない。

 

 

その理由は…

 

 

 

自分が嘘つきだと認定され、詰められるから。

 

 

「自分でやりたいったら言ったのに」

 

 

ということを繰り返し言われるわけで、

 

 

辞めたいと言ったら、その「やりたい」と言ったことが嘘になるからだ。

 

 

確かに最初こそ「やりたい」と思ったし、言った。

 

しかし

 

日々の練習やプレッシャー、ノルマ。

 

 

そういったものを経験していく中で、確実に「嫌だ」「辞めたい」という思いは大きくなっていく。

 

しかし

 

 

「自分でやりたいと言った」ということは、親によって繰り返し言語化され、鮮度を保ったままそこに居座る。

 

 

だから子供自身も常に「自分がやりたいと言った」ということに責任を持たせられ続けるわけだ。

 

 

そして時間が経てば経つほど、親子でかけた時間もお金も労力も積み上げられていくわけで

 

 

引くに引けない

 

 

というところまでくる。

 

 

 

そこに「親の期待」が乗っていることも子供は自覚している。

 

 

自分がやりたいと最初に言った。

 

時間

お金

労力

期待

 

そこにそれらが大きく乗る。

 

 

そして親からの圧と言葉。

 

 

 

それを弾き返せる子供はいない。

 

 

しかし

 

 

その状態でその先に何があるのか。

 

 

 

 

 

何もない

 

 

 

 

のである。

 

 

 

 

 

大人になっても、当時の習い事の記憶が残っている人たちも多いのではないか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、親として

 

 

これをどう考え、乗り越えていくか。

 

 

 

 

 

それは、あなたの「観察眼」にかかっている。

 

 

 

期待は一旦引きはなそうか。

 

 

 

 

子供がそれに取り組んでいる時、

 

 

 

楽しんでいるか

 

没頭しているか

 

 

 

である。

 

 

 

子供に「楽しいの?続ける?」とか聞いてもダメだ。

 

 

その時の子供の真意は書いた通りだから。

 

 

 

それをしている時の子供をただ観察。

 

 

 

 

時間も忘れて楽しんでいるか。没頭しているか。

 

 

 

 

もしもそうでなければ、きっとどんな言葉を子供から引き出しても

 

それは真意とはかけ離れたものなのである。

 

 

 

 

そしたらね

 

 

 

残念だけど、結果も出ないし、時間とお金の無駄。

 

 

 

だからそこからは親として

 

「その時間をこっちに振り替えないとお母さんがキツい」

 

という感じで、親都合で残念だけど辞める、という方向に持っていったほうがいい。

 

 

 

というか

 

 

そうするべきだと思う。

 

 

 

 

子供の「やりたい」と言う言葉は

 

 

 

最初の最初の、些細な好奇心から出た「瞬間」の気持ちだということを忘れずに。

 

 

 

その言葉を子供に合わせ続けるのは罪が重い。

 

 

 

 

と思うのだが、どうだろうか。