先ほど、新高1の学年LINEグループにメッセージを書き込んだ。
今日はそのメッセージをこのブログに転載する。
普段はやらないが
これを読まないと
多くの教育ママ達が大切な我が子に間違った言葉をかけてしまいそうだから。
「合格発表」
この漢字4文字はいろいろ考えさせられるよね。
合格を発表すると同時に、不合格も発表されるわけだからね。
「君は我が校には要らないよ」
って言われたような気がしちゃうよね。
うん
たしかにそう思うよね。
でもね、そうじゃないんだってことを
多くの受験生やその保護者にも分かってもらいたいんだ。
そしたら、かける言葉も変わってくるからさ。
↓ ↓ ↓
埼玉の新高1生
明日は3月8日。
公立高校を受験した者の進学先が確定する日である。
いよいよ「本戦会場」が決まる日だ。
その結果に一喜一憂、狂喜乱舞、阿鼻叫喚、いろいろな時間を過ごすことになるだろう。
それは各自の気持ちと判断に任せる。
これまでの数年間の自分の行動に想いを馳せ、満足し、または後悔すると良い。
進路が確定するということは何を意味するか。
それは
「勉強に関してこれまでの全てがリセットされる」
これに尽きる。
今まで学年1位だったことや偏差値が70オーバーだったこと。
今まで伸びきらなかったことやライバルに負け続けてきたこと。
何もかもが「リセット」なのだ。
進路が確定したらまず何をやるべきか。
それは
自分の母校となる高校の大学進学実績を見ることだ。
君達が全国のライバル達と鎬を削って目指す大学の合格者数
君達の母校の先輩達は
どれだけの結果を出しているのか。
それをしっかり確認するんだ。
そして簡単な計算をしよう。
①目指す国公立、現役合格者の人数
②「早稲田大学」の現役合格者数の4分の1の人数
この①と②の合計数字
それが、君が母校で取るべき最低学年順位である。
同じ学力
同じ意志の強さ
同じ勉強体力
同じ暗記力
同じ思考力
同じ負けん気
同じプライド
そういう者が集まった環境で、その順位以内を取らないといけない。
どうだ。
甘くないどころか、とんでもなく熾烈な戦いとなるのが分かるだろう?
その戦いに勝てずして、都内中高一貫や全国の名門高校の猛者達と
互角に戦えるはずがない。
いいか、新高1生達
「本戦」
の意味をしっかりと自覚しよう。
そして明日の朝は
「合格」「不合格」の報告は要らない。
君達の本戦会場の高校名を俺に伝えよ。
覚悟を持って伝えて欲しい。
「○○高校で戦います!」
と。
明日、全員に🌸が咲く。
本戦会場確定の🌸が。
スポーツで言うなら、全員がオリンピック出場を確定させる日だ。
そこから全員が「金メダルを取る!!」と強い決意を持って前に進める日なんだ。
それを忘れちゃいけないんだ。