学年１位だった子が
２位や３位になった瞬間
その子の悔しさはいかほどであろうか。
頂点から引きずり下ろされる感覚
追い抜かれる感覚
いずれにしても
その落胆と悔しさは想像に難くない。
でもね
それでも
言わせて欲しい。
おめでとう。君の周りにはライバルがいるんだ。
ライバル、つまり好敵手だね。
おいおい
「好」という漢字が使われるんだぞ？
その存在は
今後、君を確実に引き上げてくれるんだ。
なぜ
多くの親が我が子を難関高校に入れたがるのか
もう何となく分かるよな？
その高校には
たくさんの「好敵手」がいるからなんだ。
もし、君の周りに一人もライバルがいなかったらどうか。
つねに一位
いつでも、どんな時でも一位。
ちょっと力を抜いても一位。
それで調子にならない子はいないよ。
私、凄いのよ！
って、有頂天になるだろうね。
でもさ
高校入試は県大会
大学入試は全国大会
まだ見たこともない相手と勝負するんだ。
もう書かなくても分かるよね？
君は
もっと鍛えられるべきなんだ。
学力もメンタルも。
負けて悔しい！
次は勝つ！
絶対に勝つ！
大差で勝ってやる！！
その思いを知るべきなんだよ。
もう一度言おう。
おめでとう。君の周りにはライバルがいる。
