川越の塾|川高川女合格専門! 爆裂松江塾!in 川越

川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

「長期間」の指導

 

松江塾は小学校1年生から高校3年生までが在籍している。

 

最長12年間

 

一番多いのが小5、小6あたりに入塾する子達だから

 

8年間くらいが多数派かな。

 

この長期に渡る指導って何がメリットなのか

 

ここ最近、我が天使な奥様とよく話すテーマだ。

 

あれこれ話しているから、うまく言語化できるか分からないが、

 

つらつら書いてみたい。

 

 

 

 

 

まず入塾する段階では、生徒たちはいろんな面で「幼い」。

 

そこで「初学者」として、僕らから授業を受ける。

 

その中で

 

目標の価値

自学の意義

あるべき姿勢

 

そういうものを叩き込まれる。

 

きっとその段階では、僕らは

 

「圧倒的に大きな存在」

 

だと思うのだ。

 

何なら自分の親よりも。

 

最近は僕も保護者の年齢と並ぶか、超えるあたりになってきているし

 

保護者の方達よりも「子育ての先輩」である。

 

そんな僕らは小学生、中学生の子達からは

 

怖い

緊張する

 

そういう存在かもね。

 

そんな僕らとの勉強の中で、生徒たちは「自学すべし」と言われ続け

 

そのうち自分なりの目標を見つけ、

 

「自学の入り口」から「自学の世界」へと入っていく。

 

早い子では中1の後半から、

 

遅い子でも中3の半ばあたりから。

 

松江塾で身に付く「自学」っていうのは

 

「これをやったらいいよ」

「こうやってごらん」

 

と与えられたものを自分の力で行う、というものではない。

 

僕が

 

「何をやってるの?へー、そうなんだね」

 

と言ってしまうようなものである。

 

ポイントはまさにここにあると思っていて、

 

あるときを境に、僕らは「指導者」という立ち位置から「傍観者」になるんだ。

 

たまに塾見学に来る先生たちが一番驚くというか、理解されない部分だとは思うが

 

本当に「傍観」なんだよね。

 

見てるだけ。

 

 

だって、僕らの言葉は勉強時間を削るだけじゃんね。

 

視界に入ったら気になる子は気になるだろうし。

 

そうやって「傍観」をするようになるとね

 

僕の気持ちが「育てなきゃ!」というところから

 

「凄いよなー」と、感動する方にシフトしていくんだ。

 

それを僕はブログに書いたり、LINEグループに書き込んだりする。

 

 

これ、生徒たちの立場からはどうなってるかというとね

 

 

 

数年前までは前に立ちはだかって、大きく上の方から

 

「ほら、頑張れ」

「おい、しっかりやれよ」

「そこ!止まらない!」

 

と言っていた存在が

 

気がついたら自分を遠くから笑顔で見つめ、

 

「凄いよなー」

「立派になっちゃってー」

 

って言ってるのに気づくんだよ。

 

これって、実はめちゃくちゃ嬉しいことなんじゃないかな。

 

 

 

なんかさ、僕と同世代の人なら分かると思うけど

 

まさに「親」に似てない?

 

 

子供の頃は自分を育て、厳しく躾をし、何なら怖くて大きな存在だった親が

 

自分が成長し、働き、家庭を持ったりするようになると

 

何だか自分を安堵の笑顔で見つめるだけの存在になってるような・・・。

 

分かる?

 

 

そうなると、何だか誇らしい気持ちというかさ、

 

「もう大丈夫だから安心してー、っていうか、凄いでしょ?」

 

って言いたくなるような気持ちになって、

 

もっと頑張りたくなるじゃん。

 

 

 

これには40年くらい必要だと思うんだけどさ

 

それが松江塾だと「5年」くらいの間で駆け上がっていくようなイメージだと思うんだ。

 

 

たまに高2、高3あたりからアドバイスを求められたりして、

 

それに対してあれこれ答えたりはするけどさ

 

もう基本的には「凄いよな」って思いながら話してるからね笑

 

 

 

塾って、本当にいろんなところがあってさ

 

それぞれがそれぞれのコンセプトで運営されてると思うんだ。

 

 

個人塾なんて、塾長個人の考え方が全てだからね。

 

まさに「家庭」と同じなんじゃないかな。

 

 

仮に僕が今20代だとして、独身だったら

 

きっと「部活」「サークル」みたいな空気感で松江塾は運営されていたと思う。

 

でも僕は40代半ば。

 

家庭を持ち、子育ても終ろうかという時期だ。

 

だから僕の運営する松江塾は「家庭」みたいな空気感になるんだろうね。

 

 

おっと、

 

1500文字を超えてしまった・・・。