この図を見てもらいたい。
⭕️が目標
その下の三角が自分の努力パワーだ。
目標に到達したい!という思いが
自分に近いところから、鋭く目標に向けて突き進むイメージ。
その三角が⭕️に到達すれば
目標達成!
届かなければ「残念!」ということである。
先日中3にも伝えたが、
人は目標を設定すると、そこに指先の爪の先でもいいから届こう!と思って手を伸ばす。
擦りさえすれば到達判定が出るわけだから
伸ばせる限り手を伸ばし、最後の最後まで頑張るだろう。
しかし
高校であれば3人に1人、大学であれば5人に4人はその目標に到達することはない。
つまり
不合格、なのである。
目標がある、ということは
自分の焦点はその目標一点に向き、最後の最後、細く鋭利な槍のようなものが
目標に向けて向くのだ。
これが受験生の最後の追い込みの姿である。
これはこれで一つの素晴らしいストーリーを作る。
最後の頑張りの姿は神々しささえ感じるからね。
しかし
この神々しさやそれへの感動が
今の塾という仕組みを作り、凝り固まらせているようにも思うのだ。
「受かりさえすれば良い」
というコンセプトの塾が多いのも、
ビジネス
として考えれば正解なのかもしれないね。
それを公言している塾もあるし。
もちろんね、松江塾も「目標突破」が柱の一つではある。
しかし、どうにもこうにも「受かった後」のことを考えてしまうんだ。
苦い経験もたくさん積んだからね。
だから、生徒にはこう伝えている。
次の図をご覧いただきたい。
目標を🔵に設定すること。
これだ。
目の前の受験という⭕️に目標を設定するのではなく、
その先の「高校生活」「大学受験」というものを強く強くイメージし、
いかに🔵に到達する力を身につけるか
そこに焦点を当てるんだ。
そうすると、図にあるように🔵に向けて自分の努力パワーが向くことになる。
するとどうだろう。
緑のライン
これは高校受験において
落ちるはずもないレベル
ということになるのだが
そこすら余裕で超えられる努力パワーを発揮できることにならないだろうか。
もちろん、この図にあるのは
🔵に到達した、ということを描いているわけだから
高校入試の段階はこんな感じ
これでもさ、高校受験はかなり安心して通過できる感じになるよね?
松江塾では、そういう話ばかりしている。
もう、中1あたりから笑
「君達くらい賢ければ、川高川女には受かるだろうさ。でもね、受かって下位にいる3年間は嫌だよね?スポーツの強豪校にせっかく入っても、3年間ボール拾いじゃ嫌だよね?入った後、活躍できる実力を!それは難しいことだけど、入ってから自分でコツコツ実力アップができる意志と行動力を今のうちに身につけることが大事!」
こういうことだよね。