川越の塾|川高川女合格専門! 爆裂松江塾!in 川越

川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

昨日中2に話したこと

 

君たちは

 

 

どういうところにいるのか

 

これまではどうで

 

これからはどうなっていくのか

 

 

 

 

 

小学生だった時

 

あの時

 

君達はバスに乗って富士山に向かっていたんだ。

 

みんなが同じバスに乗り

 

みんなで先生の話を聞き

 

決まったパーキングエリアでトイレに行き

 

決まった時間までに戻って来て

 

そうやって集団行動の基礎や、隣の子と仲良くすることを学んできたんだ。

 

人と差がつくとすれば、

 

それは先生の話をどれだけしっかり聞いて理解し、覚えているか。

 

それくらいだったんだよ。

 

 

 

そして

 

中学校

 

 

あの場所は

 

富士山の麓で、登山のための装備を準備したり

 

登るための体力をつけるところなんだ。

 

決められたトレーニングをし、

 

山登りに必要な道具を準備する。

 

それを3年間

 

どれだけ体力や持久力を鍛えられたか

 

どれだけ充実した道具を揃えられたか

 

それが「差」になる。

 

 

そして

 

いよいよ

 

登山の開始だ。

 

 

その時に

 

体力テストと装備品チェックが行われ、

 

 

グループに分けられるんだ。

 

 

こんな感じで。

 

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それぞれのグループは、先生が旗を持って先導してくれる。

 

「はーい、登るよー。ついてきてね!」

 

こう言って、先生は凄まじい速さで登っていく。

 

「頑張れー!ついて来れない子はどんどん遅れるけど、それはそれ。自分で頑張れー!」

 

これが高校の先生から言われ続けるんだ。

 

 

さあ

 

 

ここからが大事なところだよ。

 

 

 

登り始めた頃は同じような体力や装備品だった子達も

 

あまりの急坂と速度に

 

少しずつ列は長くなっていく。

 

そう聞くと、

 

これを想像するよね?

 

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きっと、高校に入る前の君たちや親のイメージは

 

そのグループの下位でも

 

そこそこの高さまで行けるんじゃないか?

 

って。

 

 

でもね

 

違うんだよ。

 

 

現実はこれ。

 

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まあ、分かるよね?

 

過去に分析記事も書いたけど

 

川越南から早稲田大学に現役で10人合格してるんだ。

 

この現実

 

いい?

 

結局は、高校に入ってから自分がどれだけ頑張れるか。

 

それ次第のみなんだよ。

 

 

山の急斜面を

 

頑張って登るのは自分の意志と足のみ。

 

先生は引っ張ってくれない。

 

誰も背中を押してくれない。

 

声はかけてくれるよ?

 

でも

 

登るのは自分なんだ。

 

 

どれだけ「自分」へと意識を向けられるか。

 

 

 

いま、君達は

 

麓で体力強化と装備品の準備をしている段階なんだ。

 

 

今、それらを利用して「自分でしっかり頑張る」という練習をしないでどうするんだ?

 

 

山登りスタートの時は決まっている。

 

 

そして

 

「はい!登山終わり!今たどり着いたところが君の高さだよ。その位置から飛び立っていきなさい!!ほらっ!」

 

そうやって、ある瞬間に登山のグループは突然の解散宣言。

 

 

君達は青空に解き放たれるんだ。

 

 

たどりついた高さから。

 

 

 

高いところからなら、遠くまで行ける

 

 

低いところなら、世界は狭くなる。

 

 

それでも遠くまで行きたいのなら

 

世界を広げたいのなら

 

 

必死で羽ばたかないといけない。

 

 

でも

 

 

羽ばたく練習、してきた?

 

 

 

 

 

してないんだよ。誰も。

 

 

 

だから大人になってから這い上がるのは大変なんだよ。

 

 

 

これまでの自分

 

今の自分

 

これからの自分

 

 

 

こうやってちゃんと知っておくことは

 

 

大事なんだよ。