やっているこちらからすれば
生徒が自分や塾を信じてくれることは嬉しい。
しかしそれはあくまでも
場所
仕組み
言葉
そういうものへの「信頼」であるべきで
頼るべき「支柱」であってはならないと考える。
なぜなら
いずれいなくなるから
である。
合格体験記に書かれた文言
「合格できたのは塾のおかげ」
「先生がいたから合格できた」
という言葉を見るたびに、僕はなんとも言えない気持ちになる。
我が子の心と気持ちを支えるのは、我が子自身のそれであってほしい
僕は親としてそう思う。
そうでなければ、この先の我が子の人生はとても空虚なものになってしまうのでは？
とも思う。
自分の気持ちを支えにして
自分の体を行動へと誘う。
結局この世の中、何かで光り輝いている人達は
そういう人達ばかりなのではないか。
今はSNSやYouTubeで「成功」の例をたくさん知ることができる。
「良い大学から良い企業へ！」
なんていう、かつてリアルな情報がほぼなかった時代の迷信を
今は簡単に取り払うことができる時代なんだ。
まず頼るべきは自分。
自分の気持ちを自覚
そして言語化
言葉には言霊が宿る。
その言霊を行動に繋げる。
もちろん、自分で。
我が子に与えたいものは親としてたくさんある。
与えることが親の責務だとも思う。
何とかその年までにそこに！
期限は迫り、周りの動向も気になる。
選択肢は多く、とにかく迷う。
しかし
我が子はただそこに1人だけ。
その我が子の中に「支柱」を作ることこそ
結果的に一番我が子が伸び、輝くことは間違いないんだ。
