そう後悔している人達も少なからずいるのではないか。
「やっぱりうちの子にはレベルが高すぎたのかも…」
「周りの子達が異次元すぎて…」
なんて言葉が聞こえてきそうだ。
でもね
それは違う。
偏差値70の高校も、65の高校も、さらに60の高校も
上位層は「自分で頑張れる子達」のみで構成されていて、
「自分で頑張れない子達」が下位層に沈む。
勉強は、やった分しか伸びない。
上にいる子達は単純に「やっている」のであり、
下にいる子達は単純に「やってない」のである。
その「やってない」理由は
自分で頑張る、ということがどういうことなのか方法も何もかもが分かってない
これに尽きる。
ようはこれまで「塾のおかげ」だったのだ。
そんな子達が受験を乗り越えて中学や高校に入ると…
なぜか…
「突破できる学力があるからもう大丈夫よね?」
という謎の安心感と自信に包まれてしまう。
無理やり身体に括り付けられたロープを自転車で引っ張ってもらってフルマラソン予選を好タイムで突破したから
「じゃあもうサポートなしで大丈夫よね?次のレースも好タイム出せるわよね?」
という謎な…
それが偏差値70の学校の下位層の実態だ。
じゃあ、そういう子達は偏差値65の学校に行けばどうにかなったのだろうか
もう分かるよね?
結局は同じ
なのである。
自分の力ではなく、誰かの力や場の空気で引き上げられて目標を突破した子は、
結局どこに行っても自分では頑張れない。
それでもなんとか上位にいたいのなら、
偏差値で言えば15くらい下の学校にいくしかない。
そんなバカな!
と思うかもしれないが
多分、かなり核心をついていると思う。
これは塾業界にいる「ちゃんとした講師」なら誰しも首モゲ話、である。