昨日書いた記事の続きね。
この子の保護者の方とLINEをしている中で出てきた内容だ。
僕が常々言っている「基礎基本が大事」「土台スカスカはダメ」という言葉。
多くの高校生専門の塾の塾長も同じことを言うのだが・・・
その保護者の方曰く・・・
「これ、ほとんど教科書だけしかやってないんです・・・」
これよ、これ。
大事なことはこれ。
教科書だけをやったからこそのこの結果なんだ。
難しい問題ができるようになるには、そういうレベルの問題をたくさん解かないといけない!
って思いがちだよね。
でもね
それが大きな落とし穴。
問題の難しさを決めるのは、解答に至るまでのステップの数だからね。
「できない」
「難しい」
と思ってしまうのは、そのステップのどこかが抜け落ちていて、
いきなり「うわ!次の段、高い!!!」と感じるからなんだ。
そうじゃないよね。
次の段が高いんじゃなくて、その間にある段を手に入れてないだけなんだ。
教科書をやり込むと、その段の全てを手に入れることになるわけで
それが一番負荷が小さく前に進めるってことよね?
この勘違いは英語で「とにかく覚えろ!!」みたいな思い込みと同じ。
さて
その保護者の方のLINEの最後にはこう書いてあった。
「予備校なしでよくぞここまでと感心していますが、中学時代から自学でいけると教えられ、環境作ってくださっているおかげです。」
松江塾の目指す道はここ。
川越高校学年1位
川越女子高校学年1位
川越東高校数学学年1位
浦和一女数学学年1位
星野Ⅲ類学年1位
この数ヶ月間で松江っ子が取ってきた各高校の「学年1位」である。
松江塾で自学力を鍛え上げた子は高校で学年1位をとる。
塾の「良かれと思って」の指導に
子供達の自学力を奪わせてはならないのである。