僕の性格の悪さは塾業界では有名な話だ。
裏表が激しいのも、短気なのも。
元々性格は悪いという自覚があるが、
この仕事をするようになって、ますます悪化しているように思う。
これは仕方がないし、あえて自分から性格を悪くしているようなところもある。
でもね
僕の性格の悪さは、生徒の学力、特に「自学力」の向上には不可欠なんだ。
だって、僕の性格がマイルドで誰からも好かれるようなものなら
生徒はみんな僕に近寄ってきて、頼るでしょ?
その時の関係や空気感はお互いにとって心地よいものだとは思うが
肝心の「結果」には繋がらないんだよね。
は?
知らんわ
自分で調べろ
そんなこと聞くな
さっさと提出しろ
誰が悪い?俺か?お前か?
おん?
生徒の「心の舌打ち」が聞こえる時
僕は嬉しいとさえ感じる。
「チッ!だったら自分でやったるわ!!!」
そんな心の叫びが聞こえる時ね♬