僕ら塾講師や学校の先生は
自分が生徒に伝えたことは、自分の熱量が多ければ多いほどしっかりと伝わっていると思いがちである。
しかし、どうだろう。
結果的にこの職業に就いた人を除き、
どれだけの人が「先生の言葉」を覚えているだろう。
ふとした瞬間に思い出したり、
妙に頭から離れない言葉はあるだろうが、
おそらくそれはその先生が僕らに伝えてくれたことの1%もないのではないだろうか。
申し訳ない話だけれど。
それは今、この職業に就いたあともしっかりと胸に刻んでおかないといけないことだと思うんだ。
今話していることは、この子達の記憶にはまず残らない。
こう書くと、諦めにもの似たネガティブなものに聞こえるかもしれないが
そういうことじゃない。
大事なことはね、僕らの伝える言葉によって
生徒自らが「自分で考える」ということができるようになればいいんだ。