はい、次は
家庭内における具体的な声かけや作戦について
まず「自学力」というものは
その子の「能動力」や「判断力」「行動力」を勉強に当てはめた言葉である。
だから、
「自学」つまり「自ら学習する」ということに拘る必要はない。
判断や行動に「能動的」な側面が見えたら
それを子供に対し言葉で認識させてあげること
これが大事。
例えば、子供が朝着替える時に
機関車トーマスのTシャツを持ってきた。
はい
そこには
子供の能動力が見えるね?
「お、トーマスか。どうしてそれを選んだの?」
そう聞くと
「トーマスが好きだから」
とか答える。
まあ、こうやって疑問詞を多用することも大事ね。
そして
そう答えた子供に対し
「自分で好きだと判断したから、自分でトーマスのシャツを持ってきたんだね。すごいじゃん。自分で判断して、自分で行動できるんだ。すごいよ。なかなかその年でできる子はいないよ?」
そう褒めてあげる。
昼間、子供が近づいてきて
「お腹減った!」
そう言ったとする。
はい、ここにも「能動力」が見えるよね。
「お!自分で空腹を感じ、それをママに伝えようと判断したんだね。そしてここまで自分で来て、自分で言葉にできたんだ!すごいね。だんだん自分で動くってことができるようになったね!」
そう褒めてあげる。
分かるかな?
「自分で」
「考える」
「判断する」
「動く」
「言葉にする」
こういう言葉を多用し、その価値を擦り込むんだよ。
ちなみにこれ、我が家ではいまだに習慣化している。
直近では
ゲラおが大学の履修を決める時
さすがに言葉遣いは「対大人」だけど
「さすが一橋大生ともなると、自分で判断できるんだね」
そう言った記憶がある。
それを聞いたゲラおも、まんざらでもなさそうだった笑
こういう声かけをセットにして
「今はなんでもかんでも人頼りで、自分で行動できない奴が多いんだよね。まあ、だからこそ自分で動ける奴の一人勝ちなんだけどね・・・。」
なって言いだしから
世の中の現実トークに入っていく・・・。
あー、書いていて思う。
もう一度、幼少期に戻ってこういう子育てをやりたい。
楽しかったなー
褒められた子供
認められた子供
目が輝いていく瞬間を
また何度も経験したい
あれ?
っていうか
それは
毎日松江塾でやってるか笑
今も中3の子と面談したけど
その子の目も、後半はキラッキラしてたから。