「うちの子、そんなに自学できるのかしら…」
みんな最初は思うみたいだね。
これ、昨日の夜に中1から送られてきた自学画像だ。
朝の10時から夜の10時まで
自分で「今の自分に必要な勉強」をコツコツとやったものである。
僕らが何か指示をすることはない。
誰が何の科目をどう勉強しているのかも把握しない。
完全ノータッチである。
子供はテストに向けて何をやるべきかはわかっているんだ。
僕らが手を出さなければ、生徒は自ずとやる。
ただ、これに対しては指導者としてかなりの覚悟がいる。
生徒に任せたら80点
でも、僕らが指示を出せば90点は行くからだ。
ここに「塾というものをどう捉えるか」という、指導者としての信念が現れるのだ。
僕の信念
それは
「塾生は我が子と同じように育てる」
ということである。
ゲラおやなし子に予想問題や課題プリントを出したり、対策授業をやるような塾には、絶対に通わせたくはない。
そういうもので成功体験のようなものを得させてしまっては、
「補助ありきの努力」
を経験として積み上げてしまうからだ。
それは親としては断固拒否。
そう考える僕が松江塾の方針を決めているわけで、
塾生にもそう接していくのは当たり前なのだ。
自分の子供は「一人で決めて即行動できる子」に育てたくせに、
よそ様の子はお金もらって「指示がないと行動も判断もできない子」にするなんて、意味不明すぎるからね。
上の自学画像の子、その勉強体力と自学力はすでに難関高校の2年生くらいのレベルだろう。
松江塾の子がなぜ高校でも強いのか。
理由は見ての通りである。
ちなみに、この子が突出して自学量が多いわけではない。
松江っ子は、すごいのである。