ご近所付き合い
当然真島家にもある。
5年ほど前、14年住んだ家から今の家に越してきた。
歩いて5分はどの距離ではあるが、
やはり離れるとそこでの近所付き合いもなくなる…
いや、なくならないのである。
我が天使な奥様はコミュニケーションモンスターなので
ご近所との仲は完璧に居心地の良いものにする力がある。
あれは真似できない。
そんなご近所さんに、当時から手作りの惣菜などを作ってくれる世話好きの方がいる。
僕らの父親はどの年齢の方である。
昨日も菜種油で麺つゆを作ったというので取りに伺った。
引っ越してもその手の用事で頻繁に行く旧宅らへん。
家の前でいつも立ち話になるのだが
その方の昔話を聞くのが面白い。
商社でエリート営業マンだったこと
1000万で買った家がバブルで2000万で売れたこと
営業先とのトラブルや解決した話
などなど。
ご自身にも娘も孫もいるのだが
その子達の話などなど。
20代から70代まで続いているその方の人生を聞いていると
今この瞬間の僕の人生も
いずれ歴史になり、思い出話としてしか出てこなくなるのだろう
そんなことをふと思った
みんな色々あるが
それも全て歴史となり、思い出となる。