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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

我が子の「言葉の数」を増やさないことがどれだけ可哀想なことをしてるかって知った方がいいよ

 

この前の夫婦ラジオでも話したことね。

 

「言葉の数が少ない」

 

これ、単に勉強ができないだけじゃなくって、

 

子供に対してとても可哀想なことをしてるってことに

 

僕ら親はもっと認識すべきだって思う。

 

 

想像して欲しい。

 

 

夏休み。

 

 

家に我が子の友達が遊びに来る。

 

 

一緒に虫取りに行く約束をしていたからだ。

 

 

「おかーさん、網と虫かごある?」

 

 

そう言われて子供に渡す。

 

 

 

子供はそれをもって元気に出かけていく。

 

 

その後ろ姿をよく見て欲しいんだ。

 

 

隣にいる友達が持っている網は

 

その網目の隙間が2ミリくらい。

 

 

それに対して我が子の網の目は

 

15センチほど。

 

 

網というより、糸が数本あるようにしか見えない。

 

 

 

どこぞの森に行き、その網を使って虫取りをする。

 

その時の我が子を想像してね。

 

虫がいる。

 

 

網を振る。

 

 

網目は15センチ。

 

 

虫など、捕まるはずもない。

 

 

対してその友達は、確実に虫を捕まえる。

 

網目が2ミリだから。

 

 

 

言葉って、まさにそのイメージなんだ。

 

 

網目の隙間は知ってる言葉の数が多ければ多いほど狭くなり、

 

 

知ってる言葉が少なければスカスカの網目になる。

 

 

知らない言葉は脳みそに引っかかることなく自分の上を通過していく。

 

 

 

読んでも聞いても見ても、ね。

 

 

 

そうやって日々、周りに溢れる言葉をしっかりキャッチできるか、できないか。

 

 

当然、「面白いこと」「楽しいこと」には言葉がくっついている。

 

 

例えば「switchやろうぜ!」という言葉。

 

 

言葉の数が少ない子にはこう聞こえるし、こう見える。

 

 

「○△×◆◉◎やろうぜ!」

 

 

言葉を知らないということは、全てこういうことなんだ。

 

 

極端な話、あなたが今サウジアラビアに一人で行って、突然現地の人たちとグループ行動させられる感じ。

 

 

まわりは全員アラビア語

 

 

あなたの子供には、毎日楽しく充実した学校生活を送ってもらいたいよね?

 

 

その「楽しさ」や「充実」は、何であなたの子供に届くの?

 

 

 

言葉、だよね?

 

 

 

ほらほらほら

 

分かるよね

 

 

うちの子、言葉の数が少ないなーって思ったら

 

 

そのうち学校生活や友人関係がどんどんつまらなくなっていっちゃう感じ

 

想像できるよね?

 

 

 

なんで言葉が少ない?

 

 

 

家庭内での彩り豊かな語彙に溢れる会話がしっかりと目を見て伝え、目で聞くキャッチボールのようになされてないから

 

 

だからね。

 

「うちの子、言葉の数が少ないんです」

 

 

って思うのなら

 

 

コツコツと虫網の網目を継ぎ足していかないと。

 

 

 

本を与える?

 

 

 

いやいや

 

 

もっと頑張って。

 

 

 

 

目を見て聞き、目を見て伝える。

 

 

テレビ消して、スマホ取り上げて、

 

 

そして「目」で会話。

 

疑問詞を多様すること。

 

「どんな感じだったの?」

 

「なぜそう思うの?」

 

尋問じゃないよ?

 

キャッチボールの中でね。

 

 

 

そうやって子供には言葉で思考させ、発信させ、理解させる。

 

 

 

指示じゃないよ?

 

 

キャッチボールね。

 

 

 

 

それが大事。

 

 

 

大変だけど、頑張って。

 

 

 

あなたの子供がどれだけ楽しい毎日を過ごしていくか

 

 

それがかかってるんだから。