川越の塾|川高川女合格専門! 爆裂松江塾!in 川越

川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

子供の語彙は親の口から出た言葉で成り立っている

 

これまたグサリと刺してしまうかもしれない。

 

しかし

 

子供の体は親の与えた食べ物で成長しているのと同じことだ。

 

親が発する言葉を聞いて、子供は言葉を覚えていく。

 

親の母語が日本語であれば、子供は日本語を話すようになる。

 

当たり前のことだが、ここに題名に書いたことがそっくり当てはまるのだ。

 

おはよう

 

調子はどう?

 

よく眠れた?

 

快適な朝?

 

早朝の空気は気持ちいいね

 

今日は晴れてるよ

 

初夏って感じ

 

午後ににわか雨があるみたいよ

 

傘を鞄に入れておくよいいね

 

帰宅時間の予定は何時?

 

夕飯のメニューの希望は?

 

 

 

家庭での会話というのは、ついつい円滑に進めるために「子供が理解できる言葉」で進められることが多い。

 

しかし、それでは子供の語彙は増えない。

 

塾を見ていて思うのは、語彙が豊富な子は、「語彙ドリル」等でそれを増やしてきたようには思えない。

 

すべて「会話」で当たり前のように増やし、身につけているということがよく分かるんだ。

 

子供にとって、ちょっと負荷のかかる語彙をどれだけ選んで話せるか。

 

そして、それが子供にとって負荷なのかどうか

 

それは子供の目を見ていれば分かる。

 

子供は、自分の分からない語彙を大人が発した時、

 

その負荷に耐えられないと話題を変えようとする。

 

それを見逃さず、語彙の意味を教えてあげること。

 

意味さえ分かれば子供は話題から逃げない。

 

逃してはならない。

 

日常生活がいろんなことに追われ、バタバタしているのは分かる。

 

夜なんて、本当にマシンガンの弾が飛び交う戦場みたいだからね。

 

だからこそ、語彙を増やすことを「座学」にしてはダメなのだ。

 

そんな時間ないんだから。

 

あえて難しい言葉を投げかける。

 

その言葉が子供の目から脳に入った時、分かっているのかわかっていないのか

 

親なら子供の目を見れば分かるはずだ。

 

いい?

 

語彙は子供の知的世界に張り巡らされた「網」みたいなものだ。

 

語彙が増えるということは、その網の目が細かくなることを意味する。

 

網の目が細かければ、その知的世界を飛び交ういろんなものを捉えることができ、

 

それによりさらに網の目が細かくなるんだ。

 

語彙が増えれば増えるほどどんどん加速度的に網の目は細かくなる。

 

その逆も然り・・・

 

語彙が少ない子は網の目が広い。

 

だから知的世界を飛び交う情報をどんどん通過させてしまい、

 

いつまで経っても網の目が細かくなっていかない。

 

賢い子はどんどん賢くなり、

 

賢くない子はどんどん賢くならなくなっていく

 

こうやって学力差は低学年のうちからどんどん広がっていく

 

これが現実なんだ。

 

 

 

恐ろしくなるよね。

 

 

で、題名をもう一度ここに書くよ。

 

 

子供の語彙は親の口から出た言葉で成り立っている

 

 

これを忘れてはならないのだ。