これは前から我が天使と度々話題に上る。
擬音語(ギコギコ、ザーザー)
擬態語(ツヤツヤ、ピカピカ)
これらをまとめて「オノマトペ」ね。
てか、まずその前に
って言葉自体、気にならない?
何語?
ってならない?
実はフランス語にも英語にもあるんだけど
フランス語は「onomatopée」
英語は「onomatopeia」
ほらね?
どちらも古代ギリシア語で「造語」って意味があるそうなんだよねー。
何かの音や様子を直感的に理解しやすいようにどんどん新たに「造語」がなされていったってわけか。
このオノマトペ、日本語にはやたらと多いよね。
調べたら4500とか、5000とかあるらしい。
しかも、他の言語の3倍から5倍だってさ!
こりゃー、大変だ。
んで、本題。
このオノマトペ
特に小学校低学年の子達に学習指導してると
超!個人差がある!
って壁にぶつかるんだ。
そういう問題をやらせてみるとはっきり分かるよ。
例えば
水を勢いよく飲む=ゴクゴク
が繋がらない、とかね。
これまた子供の語彙力あるあるで、親が「嘘でしょ?知らないの?」って思うやつね。
「だってたまに使ってるよね?」
って思うやつ笑
これはね
使ってるのは親であり、
子供はそこをスルーしてるのよ。
親「水をゴクゴク飲む」
子「水を 飲む」
オノマトペはその動作の様子を分かりやすく置き換えてるだけで、そもそも要らないんだよね。
水を飲んだ子に「どんな感じで今水を飲んだ?」って聞いてみるといいよね。
多分最初はゼスチャーから入るかもね
「んー、こうやって飲んだ!」
とか言いながら。
「それを言葉で?」
ってさらに球を返そう。
キャッチボールね。
「んー」
とか言ったら
「ピカピカ?」
とか、あえて違うオノマトペで思考を誘導しよう。
語彙はね、「言わせる」「使わせる」っていうアウトプットをしないと定着しないからね。