もちろんね、大事な試合であることは間違っていないから
それに向けて練習したり、体調を整えたり気持ちのピークを合わせたりしていかないといけないよ。
それは当然ね。
でもね
そういうことではなくて、
ちゃんと「その先」の世界をしっかりと捉えているかどうか
それが大事だからね。
晴れて入学式に参列し、満面の笑みと誇らしい気持ちになるかもしれない
もしくは
志望届かず第二志望かもしれない
でも、そもそも「そこなら行って良い!」と判断して受験したんだから
もうごちゃごちゃ考えないこと。
それよりも何よりも
今その場にいるのは
「関門を潜り抜けた猛者達が集まる強烈な戦いを前にした本戦会場」
だということを1秒たりとも忘れてはならないってことね。
前から言ってるけど、その中学や高校に見合う進学先に現役で行けるのは
上位3分の1
ということを忘れちゃいけないよ?
例えばあの「麻布高校」
御三家だよね?
卒業生約300人中、現役で合格したのは・・・
東京大学39名
京都大学10名
一橋大学1名
東京工業大学8名
国立大医学部8名
合計66名
・・・・・・・
上位22%だからね?
中学受験ではおそらく「向かう所敵なし」だったと思うんだ。
きっと中学の入学式では「我が子は東大!」とみんなが思っていたはずなんだ。
でも、東大現役合格は39名
わずか13%だ。
中学受験経験者なら分かるよね?
麻布中学に合格する子達のレベル感
おそらく中学入学段階で「よし!!!本戦だ!!!やってやるぜ!!!」という強い意志と
その意志としっかり噛み合った行動があれば
冗談抜きでほとんどの子達が東京一工国医に行けるはずなんだよ。
でも、小6の2月・・・
「受験終わった!受かったーー!!!成功だ!!!!」
子供も親も両手を上げて喜んでしまう・・・。
猛者達ばかりの本戦会場入りが確定しただけなのに。
本戦開始前にトレーニングをやめてしまうアスリートなんて
いると思う?
でも、受験ではそういうアスリートしかいない
だから松江っ子達が各高校でトップ層に君臨するんだよ。
さあ
私立高校受験の真っ只中だ。
だからどうした?
本戦会場入りまで、2ヶ月半!!!!
そういう意識が大事。