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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

「負荷のかかる質問になると話を変える子」は賢くならない

 

 

賢さは思考から

 

思考は言語から

 

子供の言語力は「家庭内の会話」における親の意識と行動で決まる。

 

ということで、

 

今日は、子供が勝手に賢くなる会話誘導術について考えてみたい。

 

 

もし普段の会話のみで子供が勝手に賢くなるとしたら、それはどういうメカニズムなのか。

 

 

シンプルに考えると

 

 

 

会話により語彙が増える

 

 

増えた語彙で思考が広がる

 

 

賢くなる

 

 

こういうことだろうか。

 

 

ふむ

 

 

 

子供の語彙力不足に悩む人達が、「語彙力問題集」みたいなものをやらせているのをよく見るが

 

 

おそらくそれではかけたお金と時間ほど成果はない。

 

 

なぜなら、思考に結びつく語彙の増強は

 

そもそも子供の興味関心や好奇心、没頭とセットにならないと無理だからだ。

 

 

子供は日々、さまざまなものへと興味関心を持ち、そこに視線と意識、思考を向ける。

 

 

親はそれをよくよく観察。

 

 

そしてそこに合わせて言語を乗せる。

 

 

そこでポイントになるのが

 

 

 

「疑問詞」

 

 

 

である。

 

 

 

「それ何?」

 

から始まる会話。

 

 

 

子供は自分の興味関心の向いているものに親が食いついてきたことに気づき、答える。

 

そこからの会話は、子供の思考を追いかけるように

 

でもそこから逸れないように。

 

 

 

塾でも休み時間などで生徒たちと話をすることが多いが

 

そんな時に「賢くなる子」と「そうでない子」とで、会話の途中に気づくことがある。

 

 

それは

 

 

「負荷のかかる質問になると話を変えること」

 

 

これだ。

 

 

「それ、どういうこと?」

 

 

なんていう言い換えや詳しい説明を求める問いになると

 

一瞬の間の後、全く違う話をしだす子達がいる。

 

こういう子達は賢くならない。

 

この場面、

 

普段の日常会話などでも意識しているとかなり多いはずだ。

 

子供にとって興味のない方に話が逸れたか、

 

思考の負荷に耐えられず会話から逃げていったか、

 

そのどちらかであろう。

 

 

親はそこを見逃してはならない。

 

 

思考の負荷に耐えられずに逃げたのであれば

 

その負荷を少し減らして再アタック。

 

 

「話変えるなよ笑」

 

 

とか言って引き戻す。

 

 

これ、我が家ではとても多い場面だったと思う。

 

 

勉強に限らず、賢い子達は一つのことに思考がへばりつく時間が長い。

 

 

親との会話のターンの繰り返し回数が多い、と言ってもいいだろう。

 

 

一回でも会話のキャッチボールのターンを増やすこと。

 

 

そして子供に「Yes」「No」で答えさせないように問いかけ、キャッチボール。

 

 

「え、知らない」

 

と答えてきたら、「じゃあ何なら知ってるんだよ笑」

 

とか

 

「どこまでなら知ってんの?」

 

とか。

 

 

とにかく、話題から逸れることなくキャッチボール。

 

 

 

繰り返すけど、そもそも子供の興味関心のあることで行うこと。

 

 

「今」「この瞬間」のね。

 

 

 

それができるためには「観察」が大事。

 

 

 

 

子供をよく観察して、今この瞬間子供の頭の中にあることを追いかけるように言語化

 

 

そこからのキャッチボール

 

 

逃さず思考させる問いかけ。

 

 

 

子供を賢くするのは誰?

 

 

 

もちろん、

 

 

親であるあなた、である。