塾なしブームである。
長く塾をやってきた立場から、この塾なしブームに一言。
塾は必要である。
これは塾に限ったことではない。
何かしらの方針、指針を持って仕組みや環境が作られた「家庭以外の教育の場」は間違いなく必要である。
この必要性を感じているからこそ、今私立中学受験熱が加速しているとも言えるだろう。
なぜ、そういう「指針」を持った場が必要なのか。
先ほど九州松江っ子(今はまだ追いつき中)の保護者の方にLINEをしていて、自分の中から湧き起こった思考なので
ブログに残しておきたい。
まず、「指針」
これをひらがなで書いてみる。
この、真剣に考え、作り上げられた「ししん」に
あなたの子供がその2本の足でしっかりと立つとしよう。
するとそれは
こうなる。
この赤い濁点が「子供の足」ね。
その結果、目の前に広がるものは…
そう、つまり「自信」だ。
塾というものは長い時間をかけて多くの生徒たちの生徒の成功と失敗をもとに
どうすれば生徒が勉強において自信を持てるのか
それを考え抜いて仕組みが作られている。
「親が作った指針」というものも
その時点では我が子のために作られたものだから悪いものではない。
しかし
そこは親の定めなのだが、熱心な親ほどその場その場で考えがブレるのだ。
親の欲目や焦りがあるから。
すると
せっかくの指針もところどころに抜けが出てしまう。
これは塾によっても同じことが言える。
一言で「塾」と言っても、中身は玉石混交。
明確でブレない指針を持っている塾なのかどうか
それはしっかりと見極めないといけない。
さて
どうだろうか
塾絶対必要説
今の時点で僕が考えるのはこんな感じ。