最近、「塾なし」というワードをよく見る。
家庭での学習サポートによって受験を乗り切るという方針は
おそらく正解の一つだと思う。
何よりもその選択ができるということは
それだけ親子関係が良好ということだからね。
最終的に「自学」へと繋げることができれば良いわけだしね。
しかし
あえて言わせてもらおう。
塾なしで進む人達に、最も足りないものとは何か。
これ逆を言えば、塾に通う最大のメリットとも言える。
それは
モチベーターの存在
である。
仲間とか、場所とか、カリキュラムというものももちろん大事。
しかし、そもそも仲間は学校にもいる。
塾なしが成立するということは場所の問題もクリアーできているのだろう。
さらにカリキュラムも、今はネットでいくらでも我が子にあったカリキュラムなど作れる。
しかし
しかし、である。
我が子に「その言葉」を「そのタイミング」で届けてくれるモチベーターは
家にはいない。
おそらく学校にもそう多くはいない。
もちろん、ネットにもいない。
塾のメリットのぶっとい柱は
まさにそこに尽きるのではないか。
もし今、あなたの子供が通っている塾の先生の文句やら愚痴やらを言っているのであれば
塾最大のメリットである「モチベーター」に価値がない、ということを意味する。
これは知っておいた方が良い。
と思う。