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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

東大生が「勉強しろ」と言われたことがない理由

 

我が息子は一橋大生。

 

まあ、東大生ほどではないが東京一工の一角に現役で受かったことを考えると

 

それほど別次元、というわけでもなかろう。

 

いわゆる「勉強ができる子」である。

 

そんな息子に、僕は確かに「勉強しろ」と言ったことはない。

 

じゃあ、幼少期に息子の勉強を家で見ていた我が天使な奥様はどうだったな。

 

これもまた、「勉強しろ」とは言ったことがなかったはずだ。

 

勉強はさせていたが。

 

 

さて、この続きはまた後で書くとして

 

この「勉強しろ」という言葉にはなぜ意味と効力がないのか。

 

それを最も分かりやすいたとえで書いてみたい。

 

この記事を読んでいる人を「ママ」と想定して。

 

 

 

今、あなたが旦那さんにこう言われたとしよう。

 

 

「料理しなさい」

 

 

さあ、どうだろう。

 

あなたは料理をするかどうか。

 

もちろん、しないはずだ。

 

 

「は?おめー、なにいってんだ?」

 

という、普段の力関係が発揮されるようなことはさておき笑

 

「料理しろ」

 

と言われて頭に浮かぶのは

 

 

「料理って、なに作ればいいのよ!」

 

ではないか。

 

 

これがそっくりそのまま子供に対する「勉強しなさい」に当てはまるのである。

 

 

 

 

東大生の親は、当然ながら子供の勉強に興味関心がある。

 

今なにを勉強しているのか

 

どんな問題に取り組んでいるのか

 

どこが得意で、どこが苦手なのか

 

そういった我が子の勉強に関すること細かいところを

 

しっかりキッチリ分かっているのだ。

 

 

その親の口から出てくるのは

 

 

「この科目のこの単元、前も間違えてたから今もう一度やってごらん」

 

という指示になるの、分かるよね?

 

 

先ほどの料理で言えば

 

「最近カレー食べてないからカレー作ってくれる?冷蔵庫の中に食材は全部あるみたいだから。」

 

という声かけ。

 

これでイラっとする?

 

 

 

しないよね?

 

 

親から「勉強しろ」と言われたことがあるか、ないか。

 

この話になるときには、「言われて嫌なことを言われて強制的にさせられたことがあるか」

 

というニュアンスがある。

 

しかし

 

東大生達は、具体的な指示を、一番自分の頭の中を分析把握できている人からされるわけで

 

 

そこには意味のない反抗や嫌悪感はない。

 

なんなら、自分の不得意を消してくれるアドバイザー。

 

そこに嫌な記憶など残らないのではないか。

 

 

「勉強しろ」「宿題やれ」

 

という言葉しか言えない親は、

 

要は「知らない」のである。

 

我が子の頭の中を

 

我が子の目の前にある勉強内容を。

 

 

だから、「勉強」という総称でしか指示が出せない。

 

分かってないやつに適当な指示出しをされることって、かなりイラつかないか?

 

 

前から言っているように、大切なのは「観察」だ。

 

具体的な観察。

 

 

それができれば、具体的な「天ぷらうどん作って!」のアドバイスができる。

 

そうではないだろうか。

 

 

 

 

 

 

我が天使な奥様

 

松江塾に息子が入塾するまで家庭学習を徹底サポートしてくれた。

 

できた問題、できなかった問題

 

それに全てチェックを入れて。

 

付箋も貼って管理。

 

 

「はい、この問題終わったらゲームね!」

 

なんて言いながら。

 

 

そこから息子は松江塾で自学力を磨き、もはや誰からも何も言われることなく勉強の階段を上がっていった。

 

 

そしてそれは大学生になった今も変わらない。

 

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結論

 

 

確かに「勉強しろ」とは言われていない。

 

しかし

 

「このページのこの問題をやりなさい」

 

とは言われていたはず。親の的確な分析力で。

 

 

東大生は記憶力が半端ないので

 

 

 

「勉強しなさい」

 

というフレーズは言われたことはない、という回答なのだと

 

 

僕は思うが、どうだろうか。