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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

毎日シリーズは高校での現実を浮き彫りにする

 

高校での位置は、中学時代の学力では分からない。

 

トップ高で上、真ん中、下

 

必ずその位置は存在し、誰かが上に、誰かが下にいくことが現実として存在するのである。

 

さて、題名にも書いたが

 

今松江塾が力を入れている毎日シリーズ。

 

その提出状況はその子が高校に行った時にどの位置にいるのかを如実に表していると僕は思う。

 

今まで何百人もの生徒を高校に送り出してきたが、

 

中学で学力上位にいるからと言って、高校でもそうなのかというと、これは全くそんなことはない。

 

中学でずっと一桁だった子が高校では学年最下位層、なんてことは珍しいことでもない。

 

なぜそんなことが起きるのか

 

 

理由は2つ。

 

一つは、もともとある程度賢い子、勉強が得意な子が、サラッとやって上位層に入るパターン。

 

つまり、運動神経が良い子が草サッカーで無双してる感じに近い。

 

その草サッカーで無双したことに自信をつけて、サッカーの強豪校に入ると…。

 

まあ、結果は見るまでもない。

 

もう一つが「塾の存在」である。

 

カリキュラムと仕組み、周りの雰囲気で頑張れたってだけの子達。

 

周りの流れに身を任せていただけ。その流れから外れそうになるとサポートが入って元のところに戻してくれる枠組み。

 

そんなガッチガチの仕組みのおかげでトップ高に入学。

 

しかし公立であれ私立であれ、高校にはその枠組みはない。

 

仮にあったとしても、延々と課題や追試が機械的にあるだけ。

 

やる、やらないは全て自分次第なのだ。

 

 

松江塾の毎日シリーズは、この「自分次第」というところを浮き彫りにした。

 

 

結局、その子は「やる」のか、「やらない」のか。

 

それが中学の早い段階で分かる。

 

毎日シリーズのような仕組みをやらない子は、残念だが高校では伸びない。

 

我が子の能力の高さを信じたい親の気持ちは理解できるが

 

大学受験という大きな壁を乗り越えるための高校3年間、

 

現実は悲しいほどに現実なのだ。

 

 

嫌だけどやる

 

面倒だけどやる

 

 

まずはその気持ちと行動スタート力

 

 

そして、その対象が学力の基礎を固める音読、自学、和文英訳

 

 

そういったもの全てが、高校でどのような位置にいるのかを決めないわけがないよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

親として、気になるのは数字として出てくる結果である。

 

 

 

でもね

 

 

例えば毎日頑張れないA君が定期テストでいつも学年5位。要領の良さと塾のサポートで。

 

 

一方で毎日コツコツ頑張れるB君。いつも学年10位。

 

同じ高校に進学して数ヶ月後、上にいるのは間違いなくB君なんだよ。

 

これ、本当に本当。

 

 

A君は中学での成功体験がベース。テスト前にガッとやれば大丈夫!って気持ちで高校生活をスタートさせる。

 

授業は難しくて速いけど、まあ、テスト前にやれば大丈夫っしょ!!

 

という気持ちで進む。

 

対してB君。毎日コツコツやることは、この子にとっては成功体験ではない。当たり前のことだからだ。

 

毎日コツコツやれるから、高校の勉強の難しさや速さも毎日痛感しながら進む。

 

 

いよいよテスト前

 

ここで起きることは、大人なら誰しも経験してるはず。特に上位高に行っていた人達なら。

 

それは

 

「テスト前の頑張りだけではどうにもならない…」

 

ということ。

 

 

この段階でA君は自分の成功体験の全てが崩壊する。

 

頼りにしていた自分の武器が粉々に破壊されるんだ。

 

 

勉強内容そのものに、中学で学んだことは1ミリも使えない。

 

そして、持ち前の要領の良さも、それだけではどうにもならない難易度と分量だ。

 

その後のA君がどうなるのか

 

考えるまでもないだろう。

 

 

 

僕が高校3年間、無料でもいいから勉強できる高校部を作ったのは

 

 

松江っ子をA君みたいな子にしたくなかったからなんだ。

 

というか、当時たくさんいたんだよ。A君みたいな子達がね。

 

こういう子は、中学では「笑顔」の印象が強い。

 

勉強にあくせくしなくても、ある程度常に上位。

 

いつも自信に満ち溢れていて、勉強以外のことも充実

 

だから笑顔。

 

 

でもね、高校生になって久しぶりに会うと、まー見事にその笑顔が消える。

 

勉強やテストの話になると顕著に。

 

 

「まあ、きびしーっすね」

 

照れ笑いこそすれど、かつての自信に満ちた表情はない。

 

高校で子供の自信を支えるのは、要領の良さじゃない。

 

地道にコツコツ日々積み重ねていける習慣力と行動力だ。

 

 

何をおいても、毎日やらなければならないと決めたことはやる。

 

その意志の力。

 

 

それがないと、どうしたって高校で上位にはなれないんだ。

 

 

繰り返すよ?

 

今、高校生になる前の我が子

 

勉強ができるのであれば、その要因は何なのかをしっかりと認識してほしい。

 

 

ささっと要領良くなのか、

 

誰かの強制力なのか、

 

毎日コツコツなのか、

 

 

それによって、今の時点で高校3年間の我が子が見える。

 

 

となると、その先の大学も、ね。

 

さらに、その後の人生も、かな。

 

 

まあ、人生ってなると職種や環境によってはまた要領の良さも大事になってはくるけどね。