昨日の小4ランキングテスト
ある生徒が大きなミスをした。
英語の「意味」を書くところに「読み」を書いてしまったのだ。
約30点分の減点。
テストだから、それは仕方がないことであり、
それは「問題をしっかり読むこと」を徹底しなければならない。
しかし
この生徒、次に向けて大きな起爆剤を手に入れたと思う。
勉強において、
「これが最後でこれで全てが決まり、今後修正はできない」
というテストは存在しない。
中学受験
仮に落ちても高校でそこに受かるか、同レベルに受かればいいではないか。
高校受験
仮に落ちても大学ではそれより上の大学に受かればいいではないか。
大学受験
仮に落ちてももう一年頑張ればいいではないか。
それぞれの中で行われる定期テストなんて、もっとそうだ。
次頑張れば前のミスなど帳消しである。
記憶にも残らないだろうし、
むしろ、「あの時の悔しさがあったから♫」と、過去の自分に感謝さえするのではないか?
そういう仕組みが整っているのが勉強の世界。
であれば、何かしらのミスは次への起爆剤になるし、
そのミスが大きければ大きいほど起爆剤の威力はデカくなるのではないか。
頑張ったのは認めてあげたい。
でも、ミスは起きた。
そのミスによって進む線路は変わったか?
変わらないんだよ。
だから次、頑張ればいい。
ただ、それだけ。