あなたの子供が英検を受かったとしよう。
そしたらね、
リーディングとライティング
この項目の正答率を見てほしいんだ。
もし95％くらいの得点が取れての合格なら安心していい。
しかし
80%程度の得点なら、多分「何も分かっていない単元」がぼこぼこあると思ってほしい。
毎日和文英訳をやっていて、その答案を見ても同じことが言える。
学校の定期テストで95点以上取ってくる子達は、和文英訳の正答率も高い。
キッチリと文構造を把握して書いてくる。
しかし、７０点台、８０点台前半の子達は驚くような間違いをしてくる。
文構造自体がぐちゃぐちゃという文が少なくない。
文構造が自分の中で把握できてないから、単に単語を英語に変換しただけの文ってことね。
例えば
「公園の中のあれらの少年はあなたの友達ですか」
こういう文を見た時に、
「あなたは太郎ですか」
という文と同じ文構造だと判断できるかどうか
これが正解への入り口。
疑問文は疑問文のまま考えない
つまり
「あなたは太郎です」
で考える。
これはシンプルに
「あなたは ＝ 太郎」
が成り立っているから「＝」をbe動詞に変えるだけ。もちろん英語なので英単語に変換。
「You are Taro.」
これで土台は完成。
問題では
「公園の中のあれらの少年は ＝ あなたの友達」
という構造だよね？
それを全く同じように英単語に変換。
でも、
「公園の中のあれらの少年は」
というのは少し難しく感じる。
でも、英文の語順にはいくつかの決まりパターンがあって
まず初学の子達は
①は する を 所ジョージ
②は です ニョロ 所ジョージ
これだけ覚えておけば良い。
今回の問題だと、
「公園の中の」は、所
「あれらの少年は」は、は
だから、語順は
「あれらの少年は」「公園の中の」になる。
これを英単語に変換すると
「Those boys in the park」
になる。
ここまできてようやく
Those boys in the park ＝ your friends
となり、
be動詞は
I → am
You,複数形→are
それ以外→is
だから
Those boys in the park are your friends.
となる。
そして最後の仕上げ。
問題は「疑問文」だったよね？
ここで特大ルール
松江塾の子はこのルールを何度も何度も何度も何度も何度も何度も読み、頭の中に刷り込む。
be動詞の文の疑問文は、be動詞を文頭に出す。
これね。
松江塾のテストでは、この「、」や「。」まで採点基準になるからね。
この特大ルールを適用して
Are those boys in the park your friends?
これが正解。
初学の子達には、耳にタコができるくらい
いや、
耳にタコができて、右耳のタコと左耳のタコが結婚して、子供が何匹も生まれるくらい
繰り返し伝えているが
英語と日本語は語順が違う。
口から出てくる語順が違うということは、そもそも頭の中の思考順序が違う。
それを当たり前にできるようになるには、脳の思考順序を英語圏の人と同じように変えないといけない。
でもそれは、長年サッカーをやってきたプロ選手に、
「サッカーボールは足で触ると反則になります。今日からは手だけ使ってやりましょう！」
そう言ってるようなもんだからね。
それくらい、日本語と英語は思考順序が違うんだ。
だから初学の子達が英語を攻略するために必要不可欠なのは
文構造のルール
これなんだよね。
だからと言って、いきなり参考書の５文型なんて学んでもダメだよ。
何事も、最初が肝心。
サッカー初心者に、いきなりヘディング練習させたらどうなる？
ビビって嫌がる子、必ず出ちゃうよね？
それと同じ。
最初が肝心
そして
手順も大事。
それを間違えずに指導すると、
塾内平均点が学校平均点を３０点ほど上回ることになる♫
