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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

だから国文法が苦手なんだよ

 

中3あたりから入塾してくる子で、びっくりするくらい国文法が分かってない子がたまにいる。

 

偏差値や定期テストの点からはあまりにもかけ離れている理解度

 

おおっ!マジかっ!

 

ってなる時があるんだよね。

 

もちろん、言わないけどね。

 

これ、原因は2つある。

 

まず一つ目は、国語の学習の中で文法が飛び飛びに出てくるってことね。

 

中1で分節分けやって、文の成分

 

その時に単語分けまでやって

 

その後しばらくして品詞の識別

 

まずは自立語だけ。

 

そして中3で付属語に。

 

この、長い期間に渡って少しずつ学ぶように設定されたカリキュラム。

 

これが「文法って何?」という状態を作り出してしまう。

 

そして二つ目は、「文法の全体像が見えていない」ってことね。

 

これに関して、先日の中1の授業で

 

サッカー選手

 

に例えて説明をした。

 

 

これ

 

 

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目の前にサッカー選手が一人いる。

 

その選手を「試合の中」で見る時、

 

どういうポジションで、どういうプレーをして、

 

いつアシストしたのか、

 

いつ得点を決めたのか

 

そういうものを見る。

 

 

 

 

かたやその選手、

 

名前は?

 

出身は?

 

身長や体重は?

 

イケメンか?

 

結婚してるのか?

 

などなど、その選手のプロフィールを調べたりする時。

 

 

この「サッカー選手」を二つの側面から捉えるっていうのが

 

国文法の全体像なんだ。

 

 

そしてそのスタートが

 

 

 

前者:文節に分ける

後者:単語に分ける

 

 

これなんだよね。

 

そして実際の授業をやると分かるけど、

 

中学生はこれらが曖昧なまま

 

文の成分

品詞の識別

 

を学び始めるんだ。

 

 

そりゃー、ぐちゃぐちゃになるよねー