勉強は「文字」を通して行う。
文字から情報を受け取り、思考し、文字で書き表す。
その「文字の受け取り」の段階で、読み飛ばしや読み間違いをしていたら何が起きるか。
例えば数式が目の前にある。
2 + 5 =
これを
2 × 5 =
と読み間違えたら何が起きるか。
当然、答えを間違えるということが起きる。
さらにさらに
2 5 =
と、読み飛ばしをしたらどうか。
もはやこれは、何をしたら良いのか分からない式になってしまうのではないか。
勉強ができない子というのは、文字情報の受け取りの段階で少なからずこういうことが頻発していると思う。
それは音読を聞いていてとても顕著に現れてるからね。
何でうちの子は勉強が苦手なんだろう…
そう思うのであれば、音読音源を、読んでる文章を見ながら聴いてみてほしい。
音と文字との照らし合わせね。
3分程度の音読で、一文字間違っていたら点は半分、二文字間違っていたらそのまた半分。
つまり、
間違いなし→100点
一文字間違い→50点
二文字間違い→25点
それくらいの感覚で読み間違いとテストの点数はリンクしてるよ。
間違いなく。