勉強や仕事において、「依存」は良い結果をもたらさない。
常に「誰か次第」の人生となり、自由感が削がれていく。
しかし
どこかに「帰属」することは重要だ。
最小単位は家族。
それが友人グループ、学校、部活、塾
形を変えはするが、自分がどこかの一員であるという感覚は
人を強くすると思うのだ。
この「帰属意識」
勉強においては高校3年間が一番大事なんじゃないかな。
勉強において「能動力」が最も試される3年間。
しかし
だからといって「孤独」は負の面の方が多い。
高校受験専門の塾がある程度年数を経ると高校部を作る理由もここにある。
それまで一緒にやってきた子達を自塾という組織から「脱帰属」させることに
個人塾の塾長は耐えられないのだろう。
しかし
この高校部は多くの場合、上手くいかない。
理由は明白だ。
高校生が5人いれば
学校で学ぶ科目も進度もバラバラだからだ。
目的を「○○大学○学部!」みたいに限定すればまだしも、
「大学に向けて!」
なんていう目標設定だと、
細かくコース分けされた予備校や高校生専門塾には全てにおいて劣ることになる。
良かれと思って設置した高校部
最初こそ中学部からの継続者もいるだろうが、
数ヶ月経つと空気が変わってくる。
高校部を誰かに任せたりすると…。
まあ、何事もやってみないと分からないからね。
松江塾は「脱依存」と「帰属」
これをブレずに追求していくさ。
まだまだ道半ば、だけどね。