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松江塾代表真島による何でもブログ!

三度目の正直

 

 

占いや勝負で、一度目や二度目は当てにならなが、三度目は確実であるということ。そこけら転じて、三度目には期待通りの結果になるということ。

 

これ、松江塾の高校部にそっくりそのまま当てはまる。

 

高校受験がメインの塾は、大体似たような道を辿っている。

 

基本は中学3学年の指導。

 

その前に小学生高学年のクラスもあるが、中学受験は対象としない。

 

夕方の時間は小学生、夜は中学生。

 

こんな仕組み。

 

そして、その塾なりの熱い指導やアットホームな環境、仕組みをもって高校合格を目指す。

 

高校受験が終わっても、一緒に頑張り、塾に居心地の良さを感じていた子達から

 

「高校生になっても通いたい」

 

とリクエストが出始める。

 

やはり、一緒に頑張ってきたし、そうやって頼られることに特に個人塾の塾長はとても嬉しさを感じる。

 

だから、自塾生のみを対象とした高校部を開設する。

 

これが典型的なパターンである。

 

もちろん、松江塾もその道を通った。

 

 

一度目→大失敗

 

二度目→微妙

 

そしてあることに気づいてから数年が経ち、今回が三度目の正直。

 

いや、実際には三度目の始まりは何年か前で、

 

その仕組みが結果を出すようになり、外部からも松江塾高校部への入塾希望が続くようになり、

 

そして今回、いよいよ

 

松江塾 川越 BASE

 

の開校に踏み切ったんだ。

 

 

 

なぜ、高校受験メインの塾が高校部を開くと失敗するのか。

 

 

それを「失敗の先輩」として分析し、言語化

 

さらにはそこから復活していく道を書いてみたい。

 

 

 

 

 

まず、失敗の原因

 

これは高校受験塾であるが故、どうしても避けられないことである。

 

さっきも書いたように、「高校生になっても残りたい」というリクエス

 

これはなぜ起きるのか。

 

それは

 

◉中学時代に自分の居場所として快適だった

 

◉頑張り抜いたという心地よさ

 

◉指導者と離れたくない思い

 

 

これだ。

 

「高校に行っても同じ指導者に同じ環境の中で指導して欲しい」

 

という思いがあるってことね。

 

当たり前にあった環境から離れたくない、という気持ちはとても理解できる。

 

指導者としても満足極まりない状態だ。

 

しかし

 

ここが落とし穴。

 

そもそも、無理なのだ。

 

夕方は小学生

夜は中学生

 

この仕組みの中で、高校生になっても中学時代と同じように

 

みんなで頑張る空間

楽しい授業

指導者との親密な距離感

 

これを得ることは極めて難しい。

 

物理的に空間的に無理ってことだよね。

 

特に高校受験で結果を出す塾の場合、中学生の授業を限界まで詰め込んだスケジュールになっていることが多いから。

 

そしてこれも指導者側の身勝手な判断だが、

 

「高校生になったら自分でできるよね?」

 

という手のひら返し。

 

高校受験までは徹底的に伴奏したのに、合格した途端

 

「だって合格できる力はあるし、もう高校生でしょ?」

 

と突き放す。

 

いや、完全に突き放すまではいかなくても、

 

10だった手厚さや親密さが

 

7とか、5になる。

 

週5回来てた場所に、週1回だけ来ることになったりね。

 

で、その空間にはかつての自分のように指導者や仲間に囲まれた中学生メインの空気が充満。

 

懐かしさとともに襲ってくるのが

 

寂しさ

 

である。

 

そもそも、中学時代の仲間全員が残るわけでもないし。

 

さらに、本格的に速度と難易度を上げる高校の授業は、塾の高校部が用意したカリキュラムと合わない。

 

中学時代の仲間が持ち上がる場合、どうしても通う高校が違うから進度も違う。

 

①中学時代が充実しているからこその寂しさ

②高校の授業とのズレ

 

これが、高校受験メインの塾が高校部を開設して失敗する大きな理由。

 

 

まさに初期の松江塾そのもの。

 

残りたいと言ってくれた高校生達に、空いたスペースに場所を作って、希望教科の個別指導…。

 

多少、時間割みたいなものも作ったかな。

 

それ以外の時間もちょこちょこ来て自習OKとかにしたけど、

 

僕らに話しかけたい高校生を横目に、どうしても中学生のほうに意識と行動は向けなくてはならない。

 

自分の中にも明確にあった「分かれ目」

 

 

それは

 

「終わった子達」と「これからの子達」

 

高校受験を終えた子達に対しては、どこかもう「達成した」「指導を終えた」という気持ちが生まれちゃうんだよね。

 

そうだなー

 

伝わるかどうか分からないけど、

 

高校生になってから、高校の制服を着て卒業した中学の体育祭に来る子たち

 

あの感じ、分かる?

 

中学時代、きっと中学校が大好きだったんだろう。

 

後輩も先生達のことも。

 

そして、その場所も。

 

だから顔を出したくなる。しかも、高校の制服を着て。

 

最初は先生や後輩達も驚きと笑顔で迎えてくれる。

 

 

「あ!○○先輩だ!」

 

「お!○○!もう高校生って感じだなー!」

 

とか声をかけてくれて。

 

でも、だんだん何となく居心地が悪くなる。

 

 

疎外感はどうしても感じるから。

 

だってそこは、中学生と中学生を指導することが仕事の先生たちのための空間だからね。

 

なんとなーく校庭の端っこにはいても、結局は一緒にきた友達とだけ、スマホを見つめながら話すだけ。

 

「帰る?」

 

「んー、そだね。カラオケでも行く?」

 

なんて感じで帰る。

 

 

あの感覚にとても近い。

 

 

 

そんな感じで、塾を数ヶ月で辞めていく。

 

 

「ちょっと時間的に忙しくなって…」

 

とかを理由にして、ね。

 

 

ぶっちゃけ、今だから言うけど

 

当時そういう理由で高校生が辞めていくと

 

残念な気持ちよりも

 

ホッとする気持ちのほうが大きかったんじゃないかな。

 

 

 

松江塾の高校部一発目は大失敗で幕を閉じる。

 

 

 

そこから数年後、二度目の挑戦。

 

やはり受験を終えた子達からのリクエストはなくなることはなかったからね。

 

当時の松江塾は

 

とにかく「楽しさ」と「仲間意識」「アットホーム」を追い求めていたんだ。

 

今もそれは変わってはいないけどね。

 

でも、そこには今ある「大事なこと」が抜け落ちてたんだよね。

 

でもね、

 

そろそろこの頃になると気づき始めたんだ。

 

結局、人や環境に依存しているようでは高校生で伸びない

 

ってことに。

 

 

だから「MJ予備校」って名前で、新たに有料の高校部を作ったんだ。

 

今のB館を新しく借りて、内装工事して、今の川越 BASEみたいにチラシも配布して。

 

さらに東大卒の講師も専門に雇ってね。

 

かなり気合い入ってたと思うよ。

 

お金もそれなりに大きくかけたからね。

 

あの当時、確か中3の半数弱くらいが残ってくれたかな?

 

外部からの入塾も5人くらいいて。

 

で、用意した仕組みは

 

自学と個別指導

 

 

だったんだ。

 

今の川越 BASEに近いでしょ?

 

 

ても、結論から先に言うと「微妙に失敗」に終わったんだ。

 

高校生は「自学時間と量こそ必要」というのは間違ってなかった。

 

それを理解し、運営に力を注いでくれた講師の力も大きかった。

 

しかし、失敗に終わった最大の理由は

 

空気の落差による寂しさに耐えられなかった

 

これだよね

 

やっぱり。

 

個人塾を運営するにあたり、仲間意識やアットホーム感、手厚さは

 

「それこそ欲しいものです!」

 

って言われるくらい、塾が売れるためには必要なもの。

 

所属感

居場所感

仲間感

 

これは濃ければ濃いほど「あの塾良いよ」「子供が嫌がらずに行く」なんて口コミにもなるくらいにね。

 

 

松江塾は個人塾だから、そこは昔も今も太く存在してる。

 

だから、高校生になって

 

「ほら!絶対に必要な自学のための高校生専用の場所と人を用意したよ!」

 

って言ってもね

 

寂しさはどうしても感じるんだよね。

 

 

仲間と先生と場所の力をフルに活用して勉強することに慣れきった子達は

 

やはりこの仕組みの寂しさに耐えられなかったんだろう。

 

そしてある決定的な出来事があり、

 

僕は決断した。

 

「だったら無料でいい」

 

と。

 

 

有料前提で大きな費用を投じて作った高校部

 

しかし、それを完全無料にしたんだ。

 

残念ながら講師の人には辞めてもらったけどね。

 

そして、高校部運営にかかる費用は全額赤字になった。

 

でも

 

そこで松江塾高校部はターニングポイントを迎えることになった。

 

その翌年かな

 

「無料なら…」

 

ということで、多くの子達が高校生になっても当たり前に来るようになった。

 

テスト前だけの子達もいたけどね。

 

そして、松江塾初の東大合格者が誕生した。

 

予備校なしの自学だけでの東大合格

 

この年の子達は他に

 

 

東北大

早稲田

明治

立教

 

への進学者がいたんだよね。

 

 

「やっぱり、高校生には自学時間と量だよな」

 

 

と僕は確信した。

 

 

でもね

 

それがそのまま川越 BASEに繋がったわけじゃないんだ。

 

きっと、この段階まで来てる個人塾はたくさん存在してるはずなんだけど

 

ここから今に至るまでには、まだまだ大小様々な失敗を経験したんだ。

 

だけど

 

それについてはまた今度。

 

 

この記事は完全に塾経営者向けの記事だから、

 

「続きも書いて!」

 

という塾関係者からのLINEやメール、twitterのいいねが多いようなら書く。

 

多くなければ書かない。

 

 

他に生徒や保護者向けに書きたいことがどんどん溢れてくるのでー。

 

 

 BASE生や本科の高校生達にメッセージも書きたいし。

 

 

 

ではでは。