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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

松江塾は下位の子達をどう考えるのか

 

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例えば赤で囲った子達

 

科目によっては30点台、40点台もある子達だ。

 

この子達に対するアプローチは

 

塾によって大きく変わってくる。

 

例えば

 

「○○点アップ!!」

 

みたいなアピールに力を入れる塾の場合

 

言い方は悪いが

 

まずは犬にお手を躾けるように

 

徹底して強制反復をさせる。

 

問題を見た瞬間に条件反射のように書けるまで。

 

こう書くと、子供を動物のように扱ってると感じるかもしれないが

 

それは違う。

 

意図する流れはこうだ。

 

 

まず、とにかく点数を取れるようにして

 

それで本人が達成感と自己肯定感、自信を持ってくれれば

 

そこに「次への欲」が生まれる。

 

欲が生まれれば、何かしらの能動的な行動ができるようになる。

 

 

これね。

 

 

以前の松江塾がそうだったし

 

普段の講義形式の授業の中では今も大きな柱として存在している。

 

 

しかし

 

この手法は極めて高度なスキルが必要で

 

匙加減を間違うと「依存」だけが増していくことになる。

 

高校受験で指導が終わる塾などは、

 

逆にこの手法で依存させれば

 

成績は上がり続けるし

 

依存度を高め続けることで退塾もない。

 

まさに、「良いことしかない」のだ。

 

ゴールを高校受験!としていれば

 

生徒

保護者

 

この全員が「win-win」である。

 

全くもって否定はしない。

 

塾経営の成功パターンの王道である。

 

 

もし松江塾が無料高校部を辞めて

 

完全に高校受験のみに特化すれば

 

秒でこの仕組みに戻す。

 

当たり前だ。

 

塾は営利企業なのだから。

 

 

 

でも、松江塾は大学受験までを

 

「自学」

「自力」

「自走」

 

で乗り切ることを目的とする方向に舵を切った。

 

だから、得点の伸びない子に対し

 

上に書いたような手法は使わない。

 

 

ではどうするのか。

 

 

 

僕は徹底して

 

 

「同じ環境にいて点が違うのはどうして?」

 

「上位の子がやってることを教えるから、同じことをしてごらん」

 

「今の位置のまま大人になった時のことを想像してごらん」

 

ありとあらゆることを話す。

 

 

しかも、個別に話すんじゃなくて

 

 

あくまでも集団授業の中で話す。

 

 

その話すら

 

能動的に聞くことが大事だって気づいて欲しいからだ。

 

 

 

 

 

親なら誰しも分かると思うが

 

社会に出ると

 

誰も自分に対し、

 

個人的にアドバイスなんてくれない。

 

自分が追い込まれていても

 

誰も手を差し伸べてくれない。

 

もし

 

差し伸べられる手があるとすれば

 

それは詐欺か

 

怪しげで粗悪な宗教である。

 

結局は

 

自分で何かを見て

 

自分で何かを感じて

 

自分で探して

 

自分で見つけて

 

自分で決めて

 

自分で行動しなければ

 

何一つ変わらない。

 

それが

 

「生きていく」

 

ということなのである。

 

 

 

指導は生徒との信頼関係が土台にないといけない。

 

信頼関係は一歩間違うと依存を生む。

 

依存は人の思考力を奪う。

 

思考力を奪われると能動的な行動ができなくなる。

 

 

僕は

 

どの層の子達であっても

 

能動的に動ける大人になってもらいたいと思っている。

 

 

松江塾は

 

そういうコンセプトで

 

全ての仕組みが作られている塾

 

なのである。