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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

ラグビー部の奴よりも

昨日は真島親族9月会だった。

 

両親

 

僕の家族

 

姉の家族

 

合計10人が集まり

 

謎のプレゼント交換をして、食事

 

近況を話したり写真撮ったり。

 

毎月あるわけじゃないよ?

 

8月、9月に誕生日が集中しているから

 

合同誕生日会っていうのが

 

本来の趣旨。

 

僕の父は酔ってくるとテンションが上がる人。

 

ウヒャウヒャ言いながら、

 

みんなに話題を振る。

 

話題を振るのに、

 

最近耳が悪くなってきてるから

 

振られた話題に答えてもシカトされる笑

 

んで、最後の方になってね

 

「おい!ゲラお!お前、ちょっとは力ついたんだろうな!腕相撲しよう!」

 

そう言って、右手を机の上に置いた。

 

そこで我が母が、

 

「ちょっと!ゲラおは右腕折ってるんだから、やめてよ!また折れるでしょ?」

 

「おお!そーかそーか!じゃあ左腕だ!」

 

ゲラお、後になって聞けば

 

「79歳のお爺さんだから、手加減しないと」

 

そう思ったそうだ。

 

しかし、

 

ゲラおはこの時の祖父母の会話から

 

何かに気づかなければならなかった。

 

「また折れるでしょう?」

 

この言葉の意味するところを…

 

 

そして、腕相撲が始まった。

 

 

「おい、ゲラお!好きなタイミングで始めていいぞ!」

 

 

このセリフ

 

高3男子に79歳のお爺さんが言えるセリフではない。

 

しかし

 

ゲラおは何も気づいてはいない。

 

半笑いのまま、一気に力を入れた。

 

「んじゃ、行くよ」

 

僕はこの戦いをゲラオの後ろから見ていた。

 

ゲラオの上半身に一気に力が入るのが分かった。

 

父「おお!くおっ!ほっぼー!強いなっ!」

 

この台詞、奴は腕相撲をする時に必ず言う。

 

その言葉に気を良くしたのか、

 

ゲラおの上半身の動きが大きくなる。

 

頭を下に下げ、全身の力を左腕に集約させる。

 

「くっ!!!」

 

そんな声も溢れる。

 

父「やー、強い!本当に強い!!」

 

後でゲラおに聞いたところ、

 

この辺りから手首をぐにゃぐにゃされ始めたらしい。

 

そして

 

一気にゲラおの手の甲がテーブルに叩きつけられだ。

 

ゲラおの肩越しに、満面の笑みの父が見える。

 

満足そうな笑顔。

 

そして

 

「いやー、ゲラお!お前本当に強くなったなー」

 

いやいやいや

 

あなたの腕、1ミリも動いてなかったでしょ。

 

高3男子が全力で身体揺さぶりながら力を入れてんのに

 

手首ぐにゃぐにゃって…

 

 

会が終わって店を出るとき、

 

ゲラおが僕の横に来て

 

小声で

 

「あれはヤベー。クラスのラグビー部の奴より圧倒的に強いわ。」

 

 

だってさ笑

 

 

79歳であれか。

 

 

まだまだ当分はくたばりそうにないな。