我が家のプリンターは一階のリビングにある。
僕の作業スペースがある場所ってことね。
すると、かなり頻繁に
ウィーン、ガチャ
という音と共に印刷が行われる。
僕ではなく、2階の自室にいるゲラおが何かを印刷したってこと。
当然、僕はそれをチラ見することになるのだが
それを見ると、一橋大学の就職が強い理由がよく分かるのだ。
僕も私大とはいえ商学部出身。
会計の専門学校にも同時に通っていたので、普通の大学生よりはかなり実学っぽいことまで学んだ自覚があるが
ゲラおのレポートを見ると、
次元が違う実学レベル
を痛感する。
学生のレポートというよりは、
もう一般企業の企画書のような内容なのだ。
会社名や銀行名は仮定のものだろうが
その内容の細かさとリアルさがえぐい。
ここ最近はずっとレポートに追われているようで、
起きている時間、ずっとこんなことばかり考えている学生生活であれば
そりゃ企業側も欲しがるよねって感じ。
ゲラおがこの先どういう道を歩くのかは全く知らないし興味もないが、
なんだかもうその背中すら見えない気がする。