子供は、自分を制する力が弱い。
言いたくなったら言ってしまう。
聴きたくなったら聞いてしまう。
今、目の前で親や先生が自分や他の人に向かって話している時なのに、だ。
天使はこれを許さない。
「今誰が喋ってる?」
とすかさず突っ込む。
そしてそのツッコミが生徒に理解され、今は自分のターンではなかったことに気づくまで許さないんだ。
親は、子供の言葉には絶対にすぐに耳を貸さなければならないと思いがちだ。
たとえ自分が何かを言ってる最中だったとしても、だ。
この最中に子供が何かを言ってくるって、
そもそも大人の話を聞いてない証拠だ。
こうやって、会話を利用して「今は人の話を聞く時だ」ということを分からせる。
松江塾低学年コース出身の子達は、その後中学生になっても妙にしっかりしているのも
この時期の天使の指導があってこそだと思うんだ。
なんだろ
怖い先生がピリッと指導するわけじゃなくて
ニコニコして、笑いながらなのに
名前を呼ばれて指導タイムに入ると、子供達が一瞬でピリッとするのが分かるんだ。
「今、誰がしゃべってる?」
ここから逃がさない天使タイム。
小2になると、一気にその指導の圧が強くなる。