例えば昨日の中学生のお題に「根拠」という語句があった。
この意味を考えた時に、真っ先に頭の中に思い浮かんだのは
「え?その根拠は?」
という、誰かからの問いかけの言葉であった。
何かを誰かと話していて、僕が何かの判断を示した場面だろうか。
それを聞いた相手から「その根拠を教えろ」と言われたわけだ。
きっと素直に受け入れられないか、なぜその判断なのかを知りたかったのだろう。
その場面をささっとイメージして、その時に使われている「根拠」の意味を自認する。
こんな流れだ。
自分の中で、辞書の意味を思い出したりはしない。
あくまでもそれを使っている場面を想起するだけだった。
試しに他の言葉もやってみるか?
「構造」
これも昨日のお題の一つだ。
んー
今度は誰かと建物の前に立っていて、その建物について説明している場面をイメージしたな。
「この建物の構造は・・・」
と話してる。
僕が。
手も動かしてるね。
立体のようなものを示すゼスチャーだ。
ほほう。
やはり言葉は「生きてる状態」で考えると意味を把握しやすいわけだ。
つまり
使って初めて身に付くということは間違いなさそうだ。