学年が切り替わり、三語短文の難易度が上がったと感じている子は多いだろう。
理由は簡単だ。
漢字が難しい
これである。
小学生は各学年に割り当てられている漢字をお題にしている。
つまり
5年生は5年生で学ぶ漢字が使われた熟語がお題に、ということである。
であるならば難しくはないのでは?
と思うだろうが
今はまだ3月だ。
実際にはまだ1学年下なんだよね。
だから漢字は「何この漢字」って状態なのである。
さあ
どうするか。
三語短文は、どう完成させていくか
その手順と思考を考えてみたい。
例えばそうだな。
迷宮
発展
こんな三語で考えてみたい。
3つ目の「檸檬」は、書けない小学生がほとんどだろうし、見た瞬間に読めないって子も多いだろう。
でも、これがあの「レモン」だと知れば
「あー、こう書くの?むず!」
とか考えて理解できる。
さて
迷宮
発展
レモン
分かりやすくこんな表記にしてみようか。
「迷宮」
複雑に入り組んだ内部構造の建物
って意味から、解決出来なさそうな状態にハマってる状態も表す
こんな感じだろうか。
んでね
ここまでは辞書に書いてあるから誰でも分かるんだけど、
三語短文力や国語力を向上させるためには、この先が大事なんだ。
それは
その言葉を使ったフレーズに落とし込む
という作業。
これは親の力の見せ所かもしれないね。
例えば
あの事件は迷宮入りするだろう
なんてフレーズはどうか。
つまり事件が解決出来ない状態になる
ってことだ。
犯人の目星がまるでつかなくなるって状態。
広大な巨大迷路で出口がわからず途方に暮れる、みたいな感覚と「迷宮」が一致する瞬間だ。
さて
そこでもう一度
迷宮
発展
レモン
何かが「迷宮入り」するか
「迷宮入り」していたものが解決するか
お?
明るい兆しっていう感じで「発展」は繋がるかもよ?
このお題で迷宮入りしそうなものは…
甘い檸檬の開発?
おお、これは迷宮入りしそうだ
迷宮入りし
ていた甘い
檸檬の開発
おお
ここまでで15文字
あと10文字で「発展」をねじ込めばいいわけだ。
檸檬の開発が発展する
んん
開発が発展
というのは違和感あるなぁ
ん?
なぜ違和感を感じるのか
「開発」
っていうのは、何か新しいものを生み出したりすることだから
それが「発展」という言葉と繋がるフレーズを使わないってことか
開発が進む
とかなら違和感なし。
発展…
すでにあるものがどんどん盛り上がっていくイメージだ。
迷宮
発展
ふむ
適当に考えたお題、なかなかに手強いぞ笑
発展
発展
おお、これならいけそうだ
での檸檬増
産が担当者
不在のため
迷宮入り。
んん
担当者不在で迷宮入り
檸檬増産が迷宮入り
なんか、しっかりこない
迷宮入り
やはり「迷宮入り」は「事件」と組み合わせるのがしっかりいきそうだ
となると、発展途上国は捨てないとダメか
檸檬の果汁…
方法が発展…
迷宮入り事件…
んん
そもそも「発展」って、どんな使い方がしっかりくるのか
調べてみるか
お?
大事件に発展する
なんてフレーズ発見!
確かに確かに。
これはあるな。
お、
迷宮入り
大事件に発展
なんか近づいてきたぞ?
たのしくなってきた!
迷宮入りか
と思われた
事件が、現
場に残され
た檸檬のせ
いで大事件
に発展。
方向性はこんな感じ?
でも、文字数が完全にオーバー
迷宮入り案件
とかにするか
現場に残された檸檬のせいで
とかは長いな
檸檬ひとつの発見で
とか?
迷宮入り案
件が檸檬一
つの発見で
大事件に発
展。
これでどうだ?
せっかくだから、おぷちゃにお題アップして、
みんなの作品を見てみたい。