多分、前にも似たようなことは書いてると思う。
家で子供に勉強教えることってあると思うのよ。
家庭学習のノルマを決めてやらせても
「これ分かんない」
って言ってきたら、チラッと問題見て教える。
でも
「えー、分かんない」
って言ってくる。
「嘘でしょ?なんでこれがわかんないの?今説明したでしょ?」
となる。
イライラしながら。
自分だってやらなきゃいけないことがあるし、もう一回同じ説明しかできないし
なんなの?
なんでこれが分からないの?
え?まさかの障害?
とかまで考えちゃう人もいるだろうねぇ。
でもね
そんな時は必ず思い出して欲しいんだ。
何かが「分かる」っていうのはね、
その下にある「その何かの基礎」がしっかりとあるからなんだ。
つまり
この状態。
黒い○が2つしっかりあるから、上に赤い⭕️を乗せられる。
国語なら、その漢字が読めて、意味が分かるから文脈の中で理解ができる、みたいなイメージだろうか。
逆に、何かが分からないって状態はこれ
下で支える黒い○がない。
だから、赤い⭕️が乗らないんだ。
これが冒頭で書いた「え?なんでこの赤い⭕️が乗らないの?」ってことになる状態。
親は⭕️を待って、何回も何回も乗せようとするも、絶対に乗らない。
まずやるべきは、その下にあるべき○が何なのかを見ること。
これね、知識というのは単独で存在してるわけじゃなくて、繋がりと関係を持ってそこにあるわけよね。
こんなイメージ。
この土台が欠けるとどうなる?
ほら
もう、その上に乗るべき青い🔵や緑の🟢なんて、乗るはずもないのよ。
学年が上がると問題は🔵や🟢になってるはず。
それを教えてもちっとも意味がないの、分かるね?
やるべきはこれだ。
🟢や🔵は一旦置いておいて、⚫️を。
そしてこれなら子供は「こんなの簡単🎵」と言って理解し、やれる。
そしたら次の⭕️も余裕でのる。
ここで初めて🟢や🔵に対して「あー!そういうことか!」ってなる。
これがいわゆる「理由理屈を理解する」って状態なのよね。
でも、そんな大したことじゃないよね?
ただ、基礎基本を抜けるところがない状態で積み重ねるだけなのよ。