そもそもよ?
勉強ってさ
すでに解法やら攻略法が判明した仕組みを伝授されてるってものよね?
例えば着物の着付け。
和服着てる人を見て、「ほら、着付けてみて」っていきなり言われるわけじゃなくて
「じゃあまずこれを…」
ってところから順番に教えてもらうわけよね?
ただただ、それをその通りにやっていけば
まあ誰だって着付けられるわけじゃん。
答えの分かってるものって、そうやって手順通りに進めていけば必ず答えに辿り着ける。
大事なのはその「手順」がどれだけ正しく習得できてるか
これに尽きるわけよね。
授業ってのは、もろにその手順の指導時間なんだし
教科書やワークにある問題はその手順の習得時間よね?
普通に考えれば、絶対にできるようになるはずじゃん?
でも、できない子がいる。
「だーかーら!帯はここにまず当ててから!」
って何回言われても帯を頭に巻いてたらダメよね?
メイクだってそうだ。
「ねぇ、何回言ったら口紅を目の上に塗らなくなるの?」
とか言われてるようじゃだめなのよ
でも勉強だとこれが日常的に起きる。
見ていて思うのは、「一番最初の最初」の時の意識とか、注目とか
勉強ができない子はそこが弱い。
てか、何事においても
「ほら、今!」
という言葉に対する反応が弱い気がしてならないんだ。
能力の問題じゃなくて、
意識の問題
そこに尽きるような気がするぞ?