失われた30年間とか
長寿大国日本とか
コロナ禍とか
そういうワードの中で、もう着実に加速しているのが
超!少子化!
である。
僕ら塾業界の人間は、この少子化の影響をモロに受ける立場だ。
モロに
なんてレベルは超えているかもしれない。
言ってみれば、
どこでもドアが一般に普及した時代の自動車産業
ってくらいのレベルだろうか。
無料でいくらでも見れる教育系YouTubeの授業コンテンツ
自宅でできるタブレット教材
オンライン授業
そういうものはますます充実していき、
もはや街の小さな個人塾に通うメリットがない!
というところまで来ているようにすら感じる。
大手塾はまだ無思考で選択する層が一定数いるから
しばらくは経営も成り立つだろう。
しかし大手塾は教育機関というよりは、純然たる私企業である。
豊富な資金力とブラックな環境で働かざるを得ない社員達を総動員して
ありとあらゆることをやってくる。
個人塾を立ち上げた先生達って、ほとんどがそういう大手塾で働きはじめ、
その方針と運営方法に疑問を抱き
自分の信念で「こういう教育をしたい」と行動に移した人が多いんだよね。
今世の中は物価高騰の大波に揉まれている。
日本だけが給料が上がらない状況を世界に追い付かせるため
まず物価か上がるところからスタートして、そこに給料を合わせて上げていく、というステップなのだろう。
今その波の始まりの時だから、世の中は今が一番辛いはず。
限られた資金をどう配分していくか
教育費は聖域
だからこそ、しっかりとその配分先を見極めてほしい。
これからは
そういう配分先として
個人塾が
良質な個人塾が目立ち、生き残っていく時代になる。
大手塾の良い先生、エース講師
普通の保護者は自分の子供を通してしか見れないが
数年単位で見てみると
かなりの高確率で独立していくからね。
つまり
大手塾って
そういうものだってことなのよ。