子供を伸ばそうとするな
それは親の欲目だ。
子供自身が自ら伸びようとする「種」に水をあげてくれ
それが親の役目だ。
何をすれば良いか
語るんだよ
語り合うんだよ
目を見て話し、目を見て聞く。
親としての話だ。
家族としての話だ。
子供をいろんなところに連れて行き
いろんなものを見せ
いろんなことを体験させ
そんな子供をただ見ていれば良い。
それが親の役目だ。
そこでの習得具合とか、他の子との違いなど
どうでもいい。
そこに目を向けると親の欲目がムクムクと出てくる。
家族仲良く笑い合い食卓を囲む。
溢れる語彙で子供の脳に刺激を与え
そしてくつろぐ。
やるべきことはやる。
それを支えるのは親の役目。
子供は毎日学校に行く。
そこで悲しい思いをさせないように
勉強はできるに越したことはない。
それが朝の子供の笑顔に繋がるんだから。
それは親の役目。
親の役目と親の欲目
たった１文字しか違いはないが
そこには大きな溝があろう。
そしてもう一つ
本来の意味を離れてしまうが
親の「憂目」だ。
うきめ
ではなく
ゆうめ
と読むことにする。
子供を「憂いた目」で見てしまうこと。
これは本当に子供を潰す。
世界一愛している親から
自分の命の余すことなき源泉である親から
憂いた目で見られる子供を想像して欲しい。
その間に子供は何を感じるか
「ああ、今の自分は親の期待とはかけ離れてるんだろうな」
これだ。
この「親の憂目（ゆうめ）」で
あなたの子供は確実に潰れていく。
それで満足か？
それならそれで好きにすればよいさ。
親の役目
親の憂目
親の欲目
綺麗な「やゆよ」である。
何これ
これで本が一冊書けるじゃないのよ笑
