入塾当初の小1。
算数の問題文を「ひらがな1文字ずつ」読んでいた。
それは「文」を読むのではなく、まさに「文字」を一つずつ読むだけ。
当然内容は理解できず、算数の文章題なんて解くことは不可能。
しかし
そこから毎日毎日課題文を音読。
そして継続。
薄皮一枚を継続。
そして今、5月も終わろうとしている。
「せんせー、このもんだいがわかりませーん」
「ほう、問題声に出して読んでごらん」
「りんごを5こたべて、このあとでみかんを3こたべました…」
と、すらすらと「文」を読むようになった。
とても流暢に。
もしあの時から国語の毎日音読を始めていなかったら。
もしあの時英語をやっていたら。
うん
子供にとって、目の前の時間は貴重である。
時間だけは戻らないからね。