納豆英文法で生徒たちに英語を教えていると
自然と「教材」を使わなくなる。
僕は黒ペン一本で教室に入っていき、
ホワイトボードだけを使って授業をする。
理由は一つ
「生徒たちに英語で躓いてほしくないから」
である。
じゃあ、独自の教材を作れば?
と思うだろうが
それも厳しい。
なぜなら、教えることは同じでも、生徒たちは毎年違うから
その雰囲気もノリも違う。
そうなると僕は少しずつ順番や使う言葉、雑談の内容やタイミングを変えるんだよね。
それは教材では表せないんだ。
大事なのは、伝える内容以前に
伝えたい内容が脳みそにスルッと入る下地と空気を作ること
だからね。