今日は僕ら夫婦の結婚記念日。
ゲラおはサークルでサッカーに行き
なし子は高校時代の友達の家でBBQ。
だから夫婦二人きりの結婚記念日だ。
まあ、いつもの日常なんだけどね。
僕「お昼、どうしようか」
天使「イタリアンが食べたい!」
ということで、アトレの7階にあるダッキーダックへ。
二人横並びで。
今埼玉では条例でエスカレーターに乗っている時の歩行は禁じられている。
しかーし
3階から4階へ上がろうとしている時に
後ろから猛烈な勢いで歩いてくる音がした。
そして、僕の後ろで立ち止まり
「ちっ!」
「ちっ!」
と舌打ちを連発。
どうやら男性、しかも白髪混じりのおじさん。
僕はそれに気づいたが、
なんかあまりにも「どけよ!」みたいな圧と舌打ちに…
ごめんなさい
少しイラッとしてしまい、横並びのまま4階から5階に上がるエスカレーターに。
その頃、ようやく我が天使な奥様もその異常事態に気がついた。
後で聞いたところによると、そのおじさんは僕のリュックに鼻がつきそうなくらい接近してイライラしていたそうだ。
だから我が天使は僕に「後ろから上がりたいみたいよ?」と声をかけ、僕を左前に促した。
僕は一段上がり、その横をぶつかるようにして上がっていくおじさん。
その後、とんでもなくイカつい顔でこちらを睨みながら上がっていく。
フクロウみたいに顔を後ろに向けて。
こんなら可愛い感じじゃなく、もっと「ふざけんな、若造がっ!!」みたいな意思を感じる睨みで。
その顔を見て、我が天使な奥様の「ギャルスイッチ」が
オン!!!
エスカレーターを6階で降りると、びっくりするようなダッシュでそのおじさんを追いかける。
〜自主規制〜
10分後…
「あーゆー人はね、自分の欲求だけを押し通して、何も反撃されないと思ってるんだよ。キッチリ教えて怖い思いさせないとね♫」
と天使。
その後、美味しくパスタをいただき、22年間の夫婦生活を振り返った。
そして
「あーゆーときの私、昔と全然変わらないね笑。成長してない笑」
「いやいや、言葉遣いは全部敬語だったよ?」
「え?そう?じゃあ、少しは大人になってるってことだね!」
「ウフフ」
「あはは」
と微笑み合う40代夫婦。
でも、ほら、あれよ?
埼玉では条例で決まってることだからね?
今日のアレで懲りたあのおじさん。
明日からエスカレーターでは止まってくれるだろう。