高校生から成績の報告を受けている。
今回も市立浦和クラス1位とか、星野学年1位とか、素晴らしい結果を出している子がいる一方で、
頑張ってはいるものの、真ん中のちょい上あたりでビタっと固定化している子達もいる。
同じレベルの子達が集まる環境の中で真ん中以上にいるのだから、もちろん悪くはない。
しかし、頑張っている本人からすれば
もう少し上を…
という気持ちになるのも理解できる。
さて
その子達の個票を見ていて感じるのは
武器と呼べる科目がない
ということである。
特に3教科で。
指定校推薦を考える上で、評定平均「4」を変えることは極めて重要だ。
誰にだって苦手な科目はあるわけで、その科目には「3」がつく。
4
4
3
この時点で評定平均は4を切る。
しかしそこに武器になる科目があれば
4
5
3
これで平均は4だ。
この「5を取れる科目」を一つでも増やすこと。
それが極めて大事。
これは一般受験でも同じことが言える。
その武器と言える科目が得点源になることはもちろんだが、
とにかく精神的に追い込まれる大学受験においては、武器となる科目は自分の気持ちを強く支えてくれるからだ。
もうひと伸びできないで困っている松江っ子たち
この冬に「武器となる科目」を意識して時間配分を。