「一を聞いて十を知る」
という言葉がある。
これは「ものごとの一端を聞いただけで全体を理解できる、ということ。非常に賢くて理解がはやいことのたとえ。」という意味なのだが、
松江塾の授業では題名に書いたように
「一を知って十まで行く」
ということを心がけている。
松江塾の授業は簡単だ。
ごくごく基本的なことしかやらない。
でも、それをアホみたいに繰り返す。
くったくたに煮込むように、基礎基本を繰り返す。
つまり「一」しかやらない。
一をやり、また次も一をやる。
それを繰り返していると、生徒はその単元を「簡単じゃん」と思うようになる。
自信の創出だ。
すると、次の問題も解けるんじゃないか?と思う。
つまり「ニ」への踏み出しだ。
基礎基本がきっちりできているわけだから、「二」も簡単に出来る。
じゃあ「三」は?
松江塾には毎日「自学」の時間がある。
課題が出される場合もあるが、基本的には自分の好きな勉強をする時間だ。
その時間を利用し、生徒は
ニ、三、四…と自力で進んでいく。
これが「自学の原点」なのである。
普通、塾といえば一緒に駆け上がっていくイメージがあると思う。
松江塾からは東大や一橋、旧帝早慶へ自学で受かる子が毎年いる。
東大合格者に関しては今後しばらくは途切れることなく毎年出るだろう。
なぜそんな結果がでるのか。
多分、松江塾の授業を見たら「嘘だろ?」って思うよ。
まじで基礎基本しかやらないから。
難易度の高い問題は扱わない。
それは生徒が勝手にチャレンジしてるから。
それを一緒に進めると、高校は受かっても東大にまで到達できない。
そういうもんなんだよ。