これ、気づいている塾関係者は多くない。
この業界にいると、次から次へと便利な教育用ツールが出てくる。
その度に、「これはすごい!」と思って取り入れる。
でもね
実は教育ママの多くはアナログ派なんだよ。
別にバカにしているわけじゃないよ。
これって、よく考えてみたら当たり前なんだ。
教育ママっていうのはね
子供が生まれた瞬間から、我が子をとにかくじっくり見るんだよ。
ネットの中の情報ももちろん見たりはするけど
基本的に視界に入っているのは
リアルな我が子の一挙手一投足なんだよね。
子供を膝に乗せて、絵本の読み聞かせをする。
手を繋いで公園に行き、道端の草木を一緒に見る
語りかけながら。
子供と目を合わせ、その視線の通り道に言葉という情報を乗せて届ける。
そうやって、とにかく「リアルな我が子」を見つめながら育てていくんだよ。
そこにデジタルなツールが登場する頻度は
あまり多くないんだ。
そりゃ、中には使いこなしている人もいるとは思うよ?
でも
実際に僕に連絡をくれる人たちの多くは
「LINEはあまり慣れてなくて・・・」
「zoom?よくわかりません・・・」
という人もかなりいるんだよね。
僕らは「教育ツール」へのアンテナ感度が高い。
情報も食い気味に取りにいく。
でも
そこに教育ママ達とのズレが確実に存在していることを
忘れちゃいけない。