僕自身はどちらも経験しているが
親としては高校受験しか経験していない。
だからかなり偏った想像にはなるが
書いてみたい。
まず、シンプルに一番答えに近いと思うのが
中学受験→スポーツ少年団の公式戦
高校受験→部活の公式戦
こんな感じなんだよね。
子供が小学生の時、少年団に入る人は多いと思う。
週に2回くらいの練習と、週末の試合
親には「お当番」があり
コーチともかなり親しく話をする。
チームの子に負けたくないから
親は練習のない時に一緒に公園に行ったり
家の前で素振りやリフティング、ハンドリングの練習をさせる。
試合の時も親はグラウンドの横から大声で応援したり怒ったり。
つまり、
親の子の距離がかなり近い。
勝ったらともに喜び
負けたら共に悔しがり
時に怒りの言葉もぶつける。
その言葉には効力があり、
その言葉によって子供は伸びる。
それに対し中学の部活は
親の手がほとんどかからない。
子供が何を練習しているのか
親からは見えない。
精神的に成長し、反抗期などもあって
親との精神的な距離は遠くなる。
聞いても答えず
口出ししても効果も薄い。
どうかな?
なんとなく「分かる!」と思ってくれる人も多いのでは?
この雰囲気が、そっくりそのまま中学受験と高校受験に当てはまると思うんだ。
「中学受験は親の受験」
と言われるのも、納得だよね。
中学受験か高校受験か
迷うことはあると思うが
高校受験を不安に思う人の原因はここにある。
「自分の希望や意欲が受験結果に影響を及ぼせなくなる」
これね。